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公立中学校教員。 育休復帰後即担任無事死亡。

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公立中学校教員。 育休復帰後即担任無事死亡。

最近の記事

復帰後の世界

4月1日、ついに育休から職場復帰した。 正直、復帰一年目はなるべく子どもとの時間を 大事にしようと思っていたから、 担任をするつもりなんてさらさらなかった。 ところが諸々の事情があり、まさかの担任をすることに。 納得はいかないがやるしかない。 とにかく人がいないのだ。 自分に言い聞かせる。 所属した学年の先生は私と同じような子育て世代ばかり。 子育てのあれこれに理解があり、とても働きやすい。 こればかりは本当にありがたい。 なんなら助け合わねば学年が回らないのだ。 職場

    • タスクを楽しむ

      育休明けまで残すところあと1ヶ月となった。 1年10ヶ月に及ぶ産休育休を経て、 自分の強みは「タスクを楽しめる」 ことかもしれないと思った。 昔からTo doリストを活用することが好きで、 勉強机や職場の机に、その日やること、 今週やること、今月やることなどを おおまかに分けて付箋に記し貼っていた。 手帳を使うのも好きだ。 ここ数年は効率化のためにGoogleカレンダーに すべての予定を入力するようにしている。 リマインダーにもなるし。 育児は次から次へと新たなタスクが

      • 避難訓練での失敗

        初任校で2年間お世話になった校長先生は 私の両親も共に働いたことがある方だ。 両親も同世代であるその方を尊敬しているそうだ。 その方から学んだ経験を備忘録として残したい。 新年早々、暗い気持ちになるニュースが続く。 SNSを見ていると「避難訓練」の話題が目に入った。 教員になって2年目の私が避難訓練で 許されない失敗を犯したことを思い出した。 先の校長先生と出会った年だ。 避難訓練については思うところがあり、 初任者の頃から真摯に向き合っていたつもりだった。 その日の訓練

        • 『塩狩峠』三浦綾子

          2020年2月24日11:50 以下、iPhoneのメモより読書の記録 鍵なしで世に放つのは初めて。 何がきっかけだったか、数年前に 事故のことを知って以来ずっと、読みたい、 これは読まなきゃと思っていた作品。 半年強ほど前に買うことを決め、 それでも内容の重さを知るがゆえに なかなかつっかえていて、 枕元で積読になっていたけれども、 ようやく精神的に受け入れられそうな 気がして長野政雄氏の命日が近付く 2月20日金曜日、手に取る。 物語は永野氏が幼少期からの成長を描く。

        復帰後の世界

          朝から泣いた話

          SMSに一件の通知。 4年前に卒業した教え子からの連絡だった。 (当時私は結婚前で、地元である県外の学校に勤務していた。) 1年生と3年生の2回、彼女を担任していた。 以前から、中学校のときの写真を見返すと あの頃に戻りたくなると何度も言う子。 教壇に立つ人ならきっとわかってくれると思うが、正直複雑な思いだ。 現時点で彼女の人生の中にあの頃を 上回る時間がないのかな、 いつまでもあの頃に引きずられて 前に進めていないのかな、と ちょっとだけ心配になる言葉。 でも今日はそん

          朝から泣いた話