自分の幸せに本当に大切なものって?④

承諾の決断を迫られた時も、彼氏の話を聞いた時も、今率直な気持ちとしても、ぶっちゃけ半信半疑だ。必要以上に他言すると、きっと心配される。でも私は、それでも今回の話を実現させたいと思っている。そして、未来の自分が、より広い活動範囲で発信できる人間になりたいと思っているのだ。これまで散々言ってきた車の購入をも超えるくらい、直感で自ら求めた結果である。
こんな話をしても、彼は、変わらず接してくれた。それを不思議に思って何度か聞くと、「お前が自分で勝手に決めたんだから好きやってみろ。10万する俺の財布買うためこんなことするなんて馬鹿だろ。これで出費したことで車買えなくても文句言うなよ。」と言った。でも逆に、このくらいしか言わなかった。この先の想像の世界で考えられそうな心配発言は、一切なかった。さすが彼だと私は思った。私は、彼に出会ったからこそ、安心してぶっ飛んだことでも決断できるよ。どれだけ悪い方向に想像したところで、やってみないと分からない。きっと彼は、今回のことを理解も応援もしていないだろうが、否定もしなかった。普段と変わらない安心感に満たされていることが、何よりも幸せだと実感している。彼が言ったように、今回の話は、全部自分で決めたことだ。どんな結果であっても、ちゃんと乗り越えてみせる。
私の本当の幸せを考えた結果、今回の結論に至ったことは、紛れもない事実である。自分が、どれだけ周りの人間に恵まれ、大切な人達を想ったとしても、それ以上に求めた結果が自分の本当の生き甲斐だったのだ。それもきっと、もしかしたら今限定かもしれないし、この先長くなるかも分からない。それでも私は、本気で思った事を本気で叶えたいと思った時にこれからも思わぬ方向転換のアクションを起こしていくと思う。でも、これが私という1人の人間であり、自分らしく生きられる幸せを実感して生きたいと思う。

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