元気になった私

ここのところ最近、我ながらなんとなく忙しい。起伏の変動というよりは行動的に。先週1週間は、毎日が怒涛のように過ぎていった。土曜日にディズニーに行こうと決めた矢先、彼の仕事が、尋常じゃないくらいに忙しくなった。毎日23時過ぎの帰宅で、私には到底出来ないであろう毎日を、彼は仕事に追われながらも1週間過ごした。私は、そんな彼を本当に尊敬する。帰宅後、ご飯を温めて提供したかと思えばその直後に入浴の準備。バスタイムとその後のアイスタイムは、ちょっとはゆっくりしたと思うし、私が好きな2人の時間。でも、気づけば日を跨ぎいでいるので、急いで就寝する毎日。それでも翌朝、5:30に起きては軽く朝食を食べて仕事に出かけた。正直、ディズニーどころの話じゃないくらいに忙しく、お互いに疲れもあった。
週半ばの頃、私は疲れてる!っていうアピールを友達にした。そしたら、彼女はその日仕事が休みで暇を持て余していたらしく、家にご飯食べにおいでーと言ってくれた。自分の体がヘトヘトだったのは確かだったので、彼女は、私にとって都合のいい駅まで送迎してくれた。更に、夜ご飯も、全部手作り栄養満点で準備から片付けまでしてくれた。私はと言えば、彼女宅にお邪魔して速攻ソファーでくつろぎ、自宅に居るかの様な感覚でダラダラしていた。なのに、ご飯を食べ終えた頃には、さっきまでの気力の無さの欠けらも無いくらい、めちゃくちゃ元気になった。その勢いで共通の友達も一緒に電話して、短い時間ではあったものの楽しい時間を過ごしたのだ。帰宅後に彼のご飯を作り、その他家事をこなす活力を余裕でもらったので、本当に感謝した。
彼女も同棲中で、家事と仕事を両立している友達だ。私から見ると彼女の方が忙しくも頑張ってるんじゃないかといつも思っている。彼女自身も忙しい自覚あり&愚痴や文句を、私とはよく話をする仲だ。そんな彼女が以前、こんなことを言っていた。「確かに今の時点で忙しいし大変だけど、これから先もっと忙しくて大変な生活になる予定なんだから、こんなことでへこたれてなんかいられないわ!!」って。めちゃくちゃ強く気な彼女の言葉に、その時の私はめちゃくちゃ共感したのだ。今回の私の場合は、今と未来と言うよりは、自分と彼を天秤にかけていた。彼の生活の方が、自分よりも明らかに疲れているはず。それなのに弱音も吐かずに忙しく毎日を過ごしているのだ。そんな彼を間近で見ていながら、私がへこたれるなんて絶対嫌だ!!っていう気持ちが本音なところ。だから、そのための元気を貰いたくて彼女に連絡したお陰で、結果めちゃくちゃ元気になって帰ってきた。そんな毎日だったけど、ディズニーに行くことを私達は諦めておらず、2日前まで粘って行く方向で考えていた。ところが、やっと行く!と決めてチケットを取ろうしたら在庫なし。友達にこのことを話したら、友達の方が真剣にチケット探しをしてくれて、翌朝、今なら買えるよ!って仕事中にわざわざ教えてくれた。しかし、私が買おうとした昼頃には既に遅かったので、結局ディズニーハロウィンには縁がなかったという結末だった。チケットサイトと睨めっこしたのは、私の中の過去一だったと思うと、なかなかにおもしろい体験だった。それでも、どこかお出かけはしたい!とお互いに思っていたので、隣の県の漁港で海鮮丼を食べてきた。

こんな私の1週間から何を発信したいのかと言うと、要は、気の持ちようであるということだ。友達の彼女の存在は大きく、彼女こそ、私の理想とする元気な人に近い感覚の持ち主である。そんな彼女は、不安を口にするというよりは『やるしかない!』とよく言っている。私にとって『やるしかない!』は、我慢することだと思って生きていたことに最近気がついたのだ。しかし、この『やるしかない!』という彼女の発言からは、『自分で選択したことへの責任や、大変な中を乗り越えた先の希望や楽しみ』を強く感じることが多い。何事もやる前から理由をつけて諦めて、やらない・出来ないの選択をするのではなく、大変なことや予想外の展開に対してでもやってやるぜ!!なんて言える、そんな強い自分で在りたいと思った。実際、先週だって、寝不足ではあったし疲れもあった。でもだからと言って大変だとかこんなの嫌だとか、ネガティブな気持ちは一切なかった。むしろ、こんな時だからこそ私も何かしたい!私ができることはせめてやりたい!の気持ちの方が強かった。結果、大変だったけど乗り越えた現実が自信になった。そんな大変な日常でも、やるべき事もやりたい事も、どちらも諦めなくて良かったと思っている。家事と子育てと仕事。近い将来、きっと訪れるであろう現実に対しても全く同じことが言えると思う。心が折れそうになる前に、無理だと諦めてしまう前に、必ず自分を励ます材料にしたい。もう1度同じことを自分に言い聞かせる意味も込めてブログに残す。

『自分で選択したことへの責任や、大変な中を乗り越えた先の希望や楽しみ』

そんな感覚を意識して、日々成長と共に幸せを重ねて生きたいと思ったのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?