見出し画像

美容院のTちゃんの髭がとられた

あ、そろそろ予約の時間だわ

Jenはバナナ共和国のお仕事が今日は休みなので隔月で予約している美容院へ向かった

髪型はそれほど変えないのだが、いつもといる違う場所へ行って自分の手を動かさずに手入れをしてもらうという楽をしに行くというのがたまにあるといいと思っている

Tちゃんは髪の毛の話題だけでなく、美容全般が大好きな人でJenの知らないことを教えてくれるのでそれが面白い

Tちゃん自身がいつもイメージチェンジをしているのも楽しい今日のTちゃんはほんのりピンクだった


来ている服は店舗スタッフ専用の黒い服なのだが、Tちゃんがなんとなくほんのりピンクなのだなんだろう、なにがこんなにピンク?


椅子に座ってJenは毛先をすこしずつわけて、頭のてっぺんにクリップ止めして作業をするTちゃんをじーっとみたでも、なんでピンクなのかわからない


Tちゃんに聞いてみた

「Tちゃん、、なんか雰囲気がほんのりピンクなんだけど何かかわったことあった?」

「あ、なんか最近そうやっていわれるんですけど、少し運動はじめたり、、あとは髭を取りました」

「髭?」

誤解がないように説明をすると、Tちゃんは細みで身長も155ぐらいの小柄なこで髪色はうすい茶色にしていてとてもかわいらしい印象の子である。











「あ、髭っていうとなんだが誤解されそうですけど、お正月に来てた妹が私の顔みてなんか黒いっていうんです」


「Tちゃんってそんな毛深い印象ないんだけどな、、」

「そうですか?でも妹は濃いっていうんですよ、、それでそんなこと言われあても困るっていっていたら、ちょっとぴりーってとればいいっていうんで」


「ぴりーってとる?」


「そうです、糸でからめとるっていうんです、それで顔を貸してっていうから顔をかしたら、なんか糸できりきり皮膚から毛をひっぱるんですよ」


「なんか痛そうね、、」


「はい、けっこうピリピリされたんですけど、ビフォーアフターの

写真撮っておいてみたらやっぱり黒っぽかった顔がなんか明るくなって」


「へーーーー口回りの髭?を取るだけで、、なるほどそれでなんかピンクっぽくみえたのかも」


じゃあ、一度髪を流しますねこちらへお願いします。

ピンクっぽい雰囲気になったTちゃんの指示にしたがって移動した。



Jenの独り言