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デフォルトをゼロにすれば部屋は片づく(仕事が捗る部屋片づけ.005)

こんにちは。捨てない整理収納アドバイザーの米田まりなです。前回記事(片づけはまず「写真撮影」から始めよ (仕事が捗る部屋片づけ.004))では、写真撮影の重要性をお話させて頂きました。
今回は実際にデスクの上の写真を撮影してみるところから始めましょう。

ぜひ、お手元のスマートフォンで、自宅デスクの上を写真に撮ってみてください。

カメラフォルダから、写真を客観的に見ましょう。今日使わない予定のモノは、何個、写っていますか?

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これは、悪い例です。今日使うモノも、使わないモノも、ゴミも混ざったカオス状態で、本当に必要なモノを探す手間が毎回かかる、効率の悪い状態です・・・。

とくに、「複数のカテゴリのモノが同一の空間にある」という点が、生産性を下げるポイントです。複数のモノのうちから、都度対象のモノを探すため、目と神経を使っています。これでは作業中、1日に何度も「ウォーリーを探せ」を解いているようなものです。

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実はこれも、悪い例です。1つ目のイラストよりは、ゴミが取り除かれ、作業に関連するカテゴリに絞られて、「良い状態」のように見えます。
しかしそもそも、デスクはモノを在庫する倉庫ではなく、作業をするスペースなのです。巨大なデスクならともかく、モノを置けばおくほどデスクは狭くなります。この場合、本や文房具も不要です。デスクの上を一度ゼロにしてみましょう。

では、何が良い状態なのでしょうか?

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これが、ゼロです。文字通り、モノの数が「ゼロ」の状態です。
部屋で集中する理想の環境は、机上のモノがゼロであることです。

「定位置がデスクの上」というモノの存在を、なくしましょう。

データと異なりモノには使用ログを正確に残せません。そのため余計なモノの存在を見逃す可能性があります。客観的に「使った・使っていない」を 判断しやすくするよう、片づけに着手する前に1枚、写真を撮ることをオススメします。

作業用デスクがなく、食卓で仕事をする方にもこのルールは共通します。テーブル塩や醤油の小瓶を視界に入れる必要はありません。出しっ放しの書類に囲まれて食事をとるのも不健康です。作業中はテーブルを「ゼロ」状態に戻し、集中力のスイッチを切り替えましょう。

『机の上を全くゼロにするなんて、文房具や参考書もあるのに、絶対ムリだよ〜〜』という声が聞こえてきそうですが、大丈夫。机の半径1m以内に、カラーボックスを必要な荷物の分置けば良いんです。デスクの上はデフォルトをゼロとし、よく使うものは隣接するカラーボックスに置きましょう。

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読んで頂きありがとうございました。次回記事では、デスク横に隣接させるカラーボックスの効果的な使い方について、紹介をしていきます。よろしければフォローをお願いします(^ ^)

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