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丁寧すぎも考えもの

日本って客に対して何かと丁寧で親切な国だと思う。「お客様は神様です」という言葉があるのも納得しちゃう。
例えばレジの対応なんかは顕著なもんで、「お会計○○円です」「ポイントカードありますか?」「お作りしますか?」「お返し○○円です」…最近は「袋有料ですがお付けしますか?」が追加された。店員さんも大変だ。
丁寧であること、親切であることは悪いことじゃないが、もう少し気楽でいいんでないかと。
まぁ海外なんて旅行でしか行ったことないから偉そうなこと言えないんだけど。


今回こんな話をしているのにはもちろん理由がある。

先日の出来事である。雨が降っており、少々急ぎなこともあってバスに乗った。少し遅れていたけど、別にバスが多少遅れるなんてのは日常茶飯事だから、それは別に構わない。急ぎとはいえ多少の余裕はある。問題はここからだ。なんとそのバスの運転手さん、停車ボタンを誰も押してないし、バス停にも誰も待っていないのに、全部のバス停に停車するのだ。マニュアル的にはそれが正しいのかもしれない。分かんない。私バスの運転手やったことないから。でも、ただでさえ遅れているんだから巻いてもいいのでは?!と思ってしまった。

もはや何に対する丁寧さなのか、誰に対する親切な対応なのか分からなくなる体験だった。

丁寧すぎるのも考えものですね。


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