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マキシマリストのマグカップ

私が「絶対なれないなぁ」と思うもの。それはミニマリスト。
物を捨てるのが苦手な上、あれこれ買い込んでしまうので、ミニマリストの対極に位置しているといっても過言ではないだろう。どうやら自分の好きなものにたくさん囲まれて生きる人のことを「マキシマリスト」と呼ぶらしい。恐らく私はこれだろう。

そんな私が最近ちょこちょこ集めているのがマグカップだ。
私は一人暮らしなので、割ってしまった時の替えや来客用を考慮しても、せいぜい4つあれば充分なのだが、現在所有しているマグカップの数は15個(マグカップと呼んでよいのか微妙なものも含む)。ケルベロスを多頭飼いでもしない限りそんなに必要ない。

きっかけは約1年半前に訪れたドイツのクリスマスマーケットと思われる。
ドイツにはGlühweinと呼ばれるホットワインが存在する。クリスマスマーケットの定番ドリンクなのだが、地域や店によって様々な種類のカップが用意されており、注文すると大抵の店がそのカップに注いで提供してくれる。デポジット式で、飲み終わったカップを店に返却するとカップ代が返金される。カップの返却は任意なので、お土産としてそのまま持ち帰ることもできる。

もうお気付きかと思うが、私はこの時カップの可愛さに心奪われ、いくつもお土産として持ち帰ってきたのだ。↓

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これだけの数があれば観賞用としても実用としても充分のはずなのだが、ここ数ヶ月で紅茶に目覚めてしまったがために、「気分によってマグカップ変えたらテンション上がるなぁ!」と考え、更にマグカップの数を増やすことになってしまった。ただし、大概手前に置いてあるマグカップばかり使われているというのが実情である。


ミニマリストを目指しているわけではないが、少し憧れもある。もう少し物を減らす努力をしよう!と自分に言い聞かせながら、今日も私はウィンドウショッピングを楽しみ、しばしば財布の紐を緩めてしまうのであった。あーあ。

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