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【7/15-21】こひ先生の革靴週報 vol.3

この革靴週報の認知が少しずつ広まってきています。

記事を見たリアルの友達から「革靴って、奥深いね」という感想をいただき、とても嬉しかったです。

革靴クラスタのツイートやInstagram投稿は、確実に一般の方の心を揺さぶるコンテンツになる! そう信じて今週も紹介してまいります。

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■①JOHN LOBB:シティⅡ、ストレートチップ(@studio.cbr)

最高峰の英国靴のひとつ、ジョンロブ。定番のシティⅡです。

私は今まで出張靴磨きで、社員や役員の人を100足以上磨いてきましたが、ジョンロブには未だであったことがありません。触りたい。。!

先日世界文化社から発売された「究極の靴磨き」でも特集されています。極上の革質、中古品でも光らせ甲斐があるんだろうな。


■②RENDO:GB001、Uチップ(@rendoshoes)

浅草の職人が力を結集、連動して生み出すからRENDO(レンド)。私も履いていますが、このUチップとは違いタイプ。

いずれにせよ、木型の徹底には余念がなさそうですね。見てください、履き口のすぼみ具合。合う人が履けば、足入れた瞬間分かります(自分がそうだった)。

パターンオーダーすれば、アッパーの一部をシボ革にしたり、色付けしたりもできます。「#シューツリー入れたか」「#靴磨けよ」……はい磨きます!!


■③カタオカケン:自作のチャッカブーツ(@io_kenkataoka)

革靴クラスタのなかでも、新進気鋭の靴職人であるカタオカケンさん。今回は依頼を受けて、チャッカブーツを作っていました。

パッと見の印象で、まずこの綺麗な佇まい。甲からトゥにかけてのラインと、ヒールカップのすぼみ。あと、アゴの部分も少し角度つけている。

そして手縫いのこだわり。惚れ惚れします。

出し縫いは、比較的細かい #10 で縫いました。
ピッチが粗ければ粗いほどカジュアルな見た目に、細かければ細かいほどフォーマルな見た目になります。https://io-shoes.jp/posts/1456301085/

私は1人でにスタンディングオベーションしてしまいました。

しかし、ケンさんはこれからTwitter上でも、色々な製作に関わられていらっしゃる。ここでお腹いっぱいになってはいられません。

引き続き頑張ってください、ケンさん!


■④CARMINA:オックスフォード ホールカット (@kusumincom)

靴磨きブロガーのくすみさん。

ブログ記事でも紹介されていましたが、とんでもないエロ靴を召喚していました。

カルミーナのホールカット(模様やつなぎ目を入れずに、素材の良さを全面に出しているツルツルの靴)、それもコードバンなんです。

コードバンとは馬のお尻の革で、独特な光沢を出すことで有名な希少な部位。それもネイビー? 濃紺?? そんなんできひんやん、普通。

このせいで、革靴クラスタでは「青靴欲しい」「コードバンが欲しい」という人が続出してしまいました。


■⑤株式会社ドリップ:初めての革靴磨きセット(@drip_prほか)

3週間ほど前から仕込んでいたのですが、今回、株式会社ドリップさんとコラボして初心者向けの靴磨きセットを販売しました!

馬毛、豚毛、汚れ落とし、クリーム、布2枚、シューキーパー、オリジナル説明書

上記込み込み、異次元の充実セットになってます。私は冊子の撮影と校正、セット内容の確認に携わらせていただきました。


買ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。

少なくとも7月いっぱいは販売しているそうなので、革靴の手入れが苦手な人を中心に拡がってくれたらと思います! ドリップの皆さんありがとうございました。

サポートしてくれた方、いつでも靴を磨かれに来てください。