プロジェクトテーマパークで遊ぼう@札幌を開催しました
昨年、ヌーラボさんからお借りしたボードゲーム「プロジェクトテーマパーク」を使って遊んできました。
プロジェクトテーマパークとは?
ヌーラボ社が制作した、プロジェクト管理を体験できるボードゲームです。
ゲームの概要
ゲームの参加者がチームとして協力し、「テーマパーク」を6ヶ月(1ターンは1ヶ月)で建設します。
参加者は、全員で建築するアトラクションを毎月見積もり、サイコロの数字とヤル気カードを使い、建築に挑戦します。
時には複数の参加者で協力し、難易度の高いアトラクションの建築に挑戦できます。
毎月のアトラクションの残りをバーンダウンチャートを使い、進捗を表現します。
最終的に、期日までにアトラクションを指定された数以下にするとチームの勝利(プロジェクトの成功)となります。
体験できたこと
テーマパークの建設というプロジェクトに対し、下記のような点を模擬的に体験できました。(何度も繰り返すことで色々な体験ができるはず)
・チームで見積もりを行い、合意するプロセス
・バーンダウンチャートによる進捗管理
・メンバー毎の役割を踏まえた計画と振り返り
・様々な状況下での合意形成プロセス
今回の参加者は、プロジェクトリーダー/プログラマ(社会人2年目)/マネージャー/フロントエンジニア という多様な方々という点もあり、
様々な状況下で、実際のプロジェクトの「あるあるネタ」に盛り上がりました。
例えば、、、
・徹夜明けの建築はヤル気が低い(建築は失敗w)
・Managerが新人と協力建築
・完璧主義者がヤル気がある割に進捗が伸びない
・マイペースなプレイヤーが一番進捗が良い
・徹夜明けの有給申請w
などなど・・・
初めての進行
今回は、目的を「バーンダウンチャートの理解」を最初に設定し(といってもラフな感じで)、進行しました。
私自身、複数人でプレイすることが初めてなので、主催でもしっかり参加しました。
ですので、「この場合はどういうルールなのか?」を適宜説明書を参照しながら、分かりづらいところはある程度ノリで進行しました。w
やってみて
工夫次第で沢山の模擬体験ができるような気がしました。
プランニングポーカー(厳密には違いますが、合意のプロセスが体験できる)であったり、スプリント計画やレトロスペクティブ(振り返り)だったり。
※ゲーム中は、1ヶ月が1ターンで、1スプリントが1ヶ月(ちょっと長い?)
個人的には、「人は一定の生産性を保てず、感情や周りの状況に左右される」という認識が大事だと考えているタイプなので、
このボードゲームにある「ヤル気カード」と「イベント(毎月の不確定要素みたいなもの)」がすごくいいなと思います。
参加者の方も、皆さん積極的に会話して楽しんでプレイしていました。
目的だったバーンダウンチャートもなんとなくでも理解できた様子で、良かった。
これから
反響もよく、また参加したいというお話もいただけたり、
何度も繰り返すことでより楽しくなる気がするので、また定期的に集まってやりたいなぁ。
おまけ
ゲームの推奨人数は、3~5人で、所要時間は2~30分ということですが、
初回でルールを把握したりすると、1時間はかかります。
さらに、見積もりなどの合意形成プロセスでは『あーだこーだ』と会話するので、うまくファシリテートする人をつけたり工夫しないと30分は厳しい。
今回は5名+初心者だったので、2時間30分で2回でした。
ちなみに、初回はゲームオーバー、2回目は緩い前提にしてクリアでした。
ありがとうございます😊