健康寿命とは何か?
「健康寿命」というテーマを至るところで目にするようになりました。
私は、「軽費老人ホーム」と「特別養護老人ホーム」の職員さんと関わることがあり、「健康寿命を延ばす」というテーマに関心を寄せています。
「健康寿命を延ばす」というのはどういうことなのか?
数回に分けて、noteに整理しておきたいと思います。
一般的な理解
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことであり、2016年の健康寿命は男性72.14歳、女性74.79歳である。と厚生労働省で情報発信されています。
一般的には、この年齢が健康寿命である。となるでしょう。
平均寿命と健康寿命の差
また、2016年の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳である。と同省から情報発信されています。
健康寿命が「日常生活に制限のない期間」であるとすれば、平均寿命と健康寿命の差を縮めること、つまり「日常生活に制限のない期間を延ばすこと」が課題と言えます。
2040年の平均寿命と健康寿命
では、未来の平均寿命と健康寿命は一旦どうなるのでしょう?
平均寿命は、2040年時点で男性83.37歳、女性89.63歳である。と内閣府から情報発信されています。
2016年の健康寿命である男性72.14歳、女性74.79歳が変わらない場合、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」が、男性だと2.3年、女性だと2.5年に広がってしまいます。
つまり、「健康上の問題で日常生活が制限されている期間」が延びることになります。
続きはまた。
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