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2021.12.19 東海シクロクロス第3戦 GHISALLO カップ(ワイルドネイチャープラザ)CM2 5位 :レポート

大会: 東海シクロクロス第3戦 GHISALLO カップ
開催日: 2021年12月19日(日)
場所: 愛知県稲沢市祖父江町 ワイルドネイチャープラザ
カテゴリー: CM2
距離 x 周回数: 0.1+2.2km×4Lap
結果: 5位 / 出走56名(8%)

先々週の東海シクロクロス第2戦 irc cup 、先週の全日本シクロクロス選手権シングルスピードと3週連続のレース。
3週連続のレース参加は初めてで、なおかつ全日本の落車の打身や慣れない長距離遠征の疲れでコンディションが大幅に低下、とにかく疲労回復を優先してなんとか大会に間に合わせた感じ。

目標

📸: kikuzo
東海名物といえる砂の地獄ワイルドネイチャーは過去何度も参加しているがまったくいい思い出はなく、いまだに砂の乗り方が理解出来ない(笑)。下位カテゴリーだったら参加をスキップしてもいいと思うが、昨年CM2に昇格した為、残留ポイントを獲得しておきたいので参加。カテゴリーが上がった事でまわりも速いし、ここはWNPスペシャルなバイクも参加するので、スタート順位(28番スタート)より上でフィニッシュ出来れば合格としたい。

機材

とは言え、今年はWNP用と言っていいカーボンバイク(フェルト・FX)を新調したので少しは期待している。
今回も砂丘の区間でバイクを押したり担いだりする事になるが、昨年までのクロモリバイクより1kg弱軽いので少しだけ楽は出来そう。
重量的には1kgほどしか変わらないが実際担いでみると体感的には女子大生1人分ぐらいの違いで期待できる(知らんけど)

バイクセット

今回タイヤは前後 irc シラク エッジにチェンジ。前週までのビットリア Mix より転がりは軽い。
東海のコース的にはこれ一択でいいかも?と思えるほど。
朝一スタートだと路面が濡れていることが多いけど東海のCM2は昼前スタートで乾いているので。
あとスプロケットを11-32tに替えた。普段は11-30tなのだけど砂を走るのでなんとなく…ただ結果的には32tで走るような場面では降りてランしてることが多くあまり意味はなかった。

試走

当日の朝、試走は砂丘も一度だけ行ったが頂上あたりは渋滞していて担ぎで走る確認をしたのみ。ほとんどの時間は林の区間+平地のいわゆるショートコースメインで4〜5周走って空気圧のチェックに当てた。
空気圧は1.6/1.5/1.4と試して1.5に決定。本当は1.4の感触が良かったが、エア漏れが発生したので安全をみて1.5。今回のシラクエッジは購入したのがかなり前なので仕方ない思う。これより下の空気圧で走りたいならインサートをいれるかチューブラーという選択になるのか?

ウォーミングアップ

アップは3本ローラーで35分ほど。15分ほど100w付近で軽く回してそこからギアを一段づつ5分毎に上げていき200wを超えたあたりで2-3分回してクールダウン。そもそもアップすること自体意味があるのかさっぱりわからないけど、irc cup の時はキッチリアップして走り自体は良かったのでゲン担ぎ的な意味合いが大きい。ちなみに全日本の時は朝一スタートと言うこともあり、アップが5分ほどしかできなかったためか、走り自体はダメダメだった。

レース

アップをスタート30分前にキッチリ終え、すぐにアスリチューン赤を一気飲み?し、着替えや空気圧の最終チェックなどして召集時間ギリギリに集合。かなり風が強く寒い。いつもスタート前はなんとも言えない緊張感があるが、とにかく寒いので1秒でも早くスタートを切りたいだけだった。

📸: Y.kato
定刻通りホイッスル(ブザー?)でスタート。
スタートはいつもペダルキャッチをミスるので、今回はいつもの左足ではなく右足キャッチに変えてみたが、やっぱり練習していないものは本番で出来るはずもなく出遅れた(汗)

📸: Y.kato 
しかし出遅れた分、1コーナーあたりで前にスペースができ、余裕をもって入っていけた。いつもWNPのスタート直後はわちゃわちゃするが、今回は砂区間の乗車率が高い事もあり混乱はなく進む…と思っていたら2個目の砂区間で前の選手のチェーンが切れ立ち往生、自分はギリギリ左脇をすり抜けることができことなきを得る。

基本的に今回WNPでのプランはおおまかに3つ

①砂丘の乗れない砂区間は無理に乗ろうとせずランニング

②林を抜けた後の平坦区間は全力

③林の区間は出来るだけ脚を休めるため、減速しないようにブレーキは出来るだけかけない(マジメに言っています)

①自分には砂区間を走る能力がそもそもないのと、WNPスペシャルバイク勢に対して32cタイヤでは勝ち目がなく、極力ロスを最小限にすることが重要なので迷わずランニング。(無理に乗って大コケすると挽回が大変な為)


②平坦は逆にWNPスペシャルバイク勢に対して32cのこちらにアドバンテージがあり、ここで頑張らないとたぶん勝負にならないので、タイヤの空気圧は砂区間ではなく平坦の始まるガタガタ路面に焦点をあててセットした。
平坦区間を速く走るには最初のガタガタ路面でパワーをかける必要がありますが、ここで跳ねてしまうと路面にパワーがうまく伝わらず初速が伸びないので、できるだけ低圧でタイヤにサスペンションのような働きをさせることでパワーを路面に伝えることが必要(持論です)
狙い通りこの区間では順位を上げることが出来た。

③林の区間はその後の平地区間に向けて脚を貯めておく為出来るだけ減速せずに前に着いていきます。どうせ抜けないので…

📸 : M.hattori
レースが始まれば上の3つをとにかく繰り返すのみ。
レースレポートとしてはつまらない内容だけど、今はまわりが誰どかか考えず少しでも上の順位でフィニッシュし、次戦以降で最前列スタートを狙う事しか考えていない。
トップ争いができるようになれば、また違ったレベルに入れるだろうと思うけど。

以上の3つを頭において走っていくと
1周目 16位
2周目 9位
3周目 4位…
と、28番スタートからうなぎ登り?に順位が上がっていった。
最終的には自身最高の5位でした。


最後のゾンビ坂でひとり抜かれてしまったが、実は2周目以降は2番手から5番手までのラップタイムは拮抗していて、ほぼ1周目のタイム差が詰められず順位が決まった感じで、やはりシクロクロスではスタート位置が大変重要な要素だと感じた。
ただ、苦手な砂のコースで戦略通りに走ることで過去最高な結果が残せたことは良かったし、その中で観客の方々から声援を受けながら最高のレースを楽しませてもらいました。

今回の結果で、次回の第4戦 愛知牧場にエントリーすればローカルルールで最前列スタート??らしい…
レース前は残留が目標だったのに振れ幅が大きいですが、ここまで来たからには昇格も視野に入れてやっていきたい。なかなかむずかしいことだとは思いますが…

その他

📸:youkan 0045
この全身赤レッドマンさんが直線めちゃくそ速かった💧今後東海CM2昇格争いしてる人達にはダークホース的な存在

レース車載動画

長々と話しましたがレースの詳細はこちらをご覧ください。


📸: M.hattori
以上、ご清聴ありがとうございました。

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