<「コロナウィルスから人類への手紙」を読んで思ったこと>

(はじめに)
週末に本が4冊届き、未読本がさらに増えました。(計14冊)
土曜は大嵐のために完全籠り。
日曜は嵐の後の快晴で早朝から15キロウォーキング。
毎朝、ウォーキングに写真を撮って、在宅の東京メンバーに「今日も頑張ろう」メッセージを送っています。

「トップを目指そう」という思いこめてスカイツリーと宮城野部屋の写真をパチリ!!

スカイツリー

宮城野部屋

その後は、再び籠っていました。

ここにきて、「感染者数がどうなった?」「医療崩壊が・・・」といった現象面もさることながら、この災禍がもたらす意味のようなものを考えるようになりました。

(コロナが私たちに突き付けていること)
すでに多くの人が読んでいるかもしれませんが、「コロナウィルスから人類への手紙」という記事が話題を呼んでいます。(私もFBで見つけました)

「言葉が出ない」

読後の正直な感想でした。
あまりにも、本質を突いていて、強烈で、それでいてまだ私たち・人類に望みがあるという優しさも含んでいるようで、何度も何度も読み返してしましました。

今、全世界がコロナ禍に襲われている中で、2つの側面で「人類の知恵」が試されているのだろうと感じるようになりました。

ひとつは「人類と地球」という観点。
この手紙の指摘の通り、環境問題・気候変動問題をはじめとして、私たちが「このままではいけない」とすでに感じているにも
関わらず、行動・変革できていないことがたくさんあります。
この「手紙」は「コロナウィルスから・・・」になっていますが、実質は「地球からの声」だと思いました。
経済活動の停止・停滞によって世界様々な地域での環境改善が明らかになりました。

コロナが終息したら私たちはまた、コロナ前のような状態に戻るのでしょうか?
経済や利便性を優先した行動に戻ってしまうのでしょうか?
何かに歯止めをかけ、本当に地球環境問題に向き合う必要があるのではないかと思います。
一つの国でできることではありません。
今、世界が足並みをそろえて「対コロナ」に向き合っているように、「地球環境」にも全世界が一致団結して向き合えないものでしょうか?

理想論かもしれません。
でも、「次起きた時は全てが終わる」かもしれないと思うと、声を上げなくてはいけないと思うのです。

もう一つは、「人と人」という観点。
世界のニュースを見ていると、アフリカではスーパーなどが襲われ、商品の略奪が横行しているようです。
行動自粛に対してデモによる反対運動が起きている国もあるようです。
個人レベルで見ると、在宅ワークなどが増えることでストレスが高まり、DVや性的暴力などが多発し始めているとのニュースもあったりします。

このような災害の下、人間が人間に対してどういう行動をとるか、ここに知恵や理性、つまり民度が試されていると思うのです。

私たち日本人はどうでしょうか?
TVの報道は常に政府の対応批判です。「遅い、緩い、わかりにくい」などなど。
一方で、これだけの自粛要請が出ながらも「ま、自分くらいはいっか????」的な発想で依然として街中には人がたくさんいます。減ったとはいっても、目標とする8割減には届かない状態です。

先日、NYに住む若い女性が「日本人は危機感なさすぎる!!」と警鐘を鳴らす動画をYutubeに投稿していました。
台湾やバリ島に住む友人からも同じような話を聞きます。

日本人は本来「民主的で、理性的で、秩序を守る」国民だと思っています。
大きな災害があっても暴動などが起きるようなこともなく、常に助け合いながら復活してきたと自負もあります。


GWまで1週間余りです。
この期間の行動で日本の将来が決まると言っても過言ではないと思っています。
STAY HOME

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