<危機時におけるリーダーシップ:「できることをやろう」から「これをやろう」へ>

(はじめに)
4月1か月間のウォーキング距離はここ数年で最高の180キロ(通常月の倍近い距離)だったにもかかわらず、総歩行数は29万歩で、1月よりもわずか4万歩多かっただけでした。(1月はウォーキング:50キロ、総歩行数25万歩)

いかに普段の通勤や営業活動で歩いているかがよくわかります。逆の言い方をすればステイホーム状態においては相当頑張らないと運動不足・足腰が弱ることになるとわかります。

GW明けも緊急事態宣言は継続されるでしょうから、感染対策に加えて、健康維持対策=自分のリズムを作っていきましょう!!

(「今できることをやろう」という指示ではヒトは動けない)
危機時においてリーダーがどんなメッセージ・意思決定を発することができるか。
ここにリーダーの器・決断力・覚悟が試される。

ニュースを見ていると、政治家のリーダーとしての資質も浮き彫りになっている。
この状況下で最もリーダーシップを発揮しているのは誰だろうか。
日本では?世界では?

企業ではどうだろうか?
その会社が強い組織であるか否かの違いも、同じようにリーダーが発する言葉で一目瞭然となる。

「みなでできることをやろう」と言っている会社はきっとダメだろう。
これは「かけ声」であって、「明確な指示」じゃないから人はどう動いたらいいかわからなくなる。
「考えよう」「検討しよう」と言っているうちに、事態はどんどん変化していく。
人は不思議なもので時間をかけて考えていると、できない理由・そのことによって生じる課題が浮かんできて
行動エネルギーにブレーキがかかる。浮かんだ課題をつぶすためにさらに時間を要し、何も進まないまま時が流れていく。

今みたいな時期だからこそ、「みなでこれをやるぞ」という言葉を発するリーダーシップが必要となる。
走りながら考える、誤ったと思ったら「朝令暮改」も辞さない覚悟で決めていく、こういう組織は強い。


(4月1ヶ月で何を決めたか・何ができたか)

刻々と変わる状況下で、自分たちは何を決め・何を実現できたか?

自問してみるし、メンバーにも問うてみる。

事業カテゴリーごとに「決めたこと・できたこと・やらなかったこと・できなかったこと」にわけて振り返ってみる。

■はたして今月の採点は?
■メンバー間での自己採点にばらつきはあるかないか?
■5月に向けての課題は何か?
■一気に6月末までの新たな目標も設定してみる。


リーダーの心意気みたいなものが組織に伝播すれば、苦難は乗り越えられる。さらに言うならば、現状を悲観的にとらえず、チャンス到来と感じるリーダーがいれば、物事は必ず好転する。

事業は難しく考えちゃいけない。
目の前のお客さんに、何を提供できるか?それだけのこと。
今だから考えているんじゃなくて、ずっと考えてきたからこそ、今をチャンスにとらえる発想もできる。
小さく生んで、大きく育てる、そのためにスピード感が必要。
そういうリーダーたちと仕事をしていきたいと思う。

ともすると世の中全体の経済活動がストップしているような錯覚に陥るけれど、決してそんなことはない。
商店街の飲食店も様々な工夫を凝らして「マイナスを補う工夫+新たなチャレンジ」をしている。

いつも行列ができているラーメン屋がガラガラだったので久しぶりに入って、店長と話をしてみた。
話を聞いていると、普段よりも頭も体をフル回転させて、事業活動に取り組んでいるように感じた。
そのエネルギーにつられて、自宅食用の「ラーメンセット」を購入してしまった(笑)
お店で食べられるのとまったく同じスープ・具材をセットにして「ゆでるだけ」のラーメンセット((笑)
これも立派なリーダーシップだと感じた。


GW中のやることリストは満載になっている。(未読本が再び10冊になっている・・・・)
リスタートへの充電として楽しみたいと思う。

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