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イギリスの草原を彷徨う

あれ?道が消えたけど…

子供の頃好きだった物語は「秘密の花園」、「ロビンフッド」、「アーサー王物語」。卒論テーマは「ジェーン・エア」。ダウントン・アビーや、ブリジット・ジョーンズも大好きだし、映画も色々ありますが、好きなものはイギリス関連が多いです。夏の終わりに、ヒースが紫にそめるヨークシャームーアのダイナミックな景色、潅木がアクセントになっているなだらかな草原の穏やかな景色もイギリスに惹かれる大きな理由です。

ナショナル・ギャラリーでのお目当ては
ジョン・コンスタブル です

もう約30年くらい前になると思いますが、京都でイギリス風景画の展覧会があり、コンスタブルの絵が大好きに。 
ちなみに3回生の夏休みにホームステイしたのは、ヨークでした。なので、翌年2度目のイギリスはもっと南へ。約2週間の独り旅。色々ハプニングはありましたが、これが一番焦ったかな…

チェルトナムに数日滞在して、歩いて近くの村に行けるらしいから行ってみよう!となりました。はちみつ色の可愛い村、大人気でしたから。

ついたらWinchcombeでした…

もう、記憶が曖昧なのですが、ハイキングコースがあって、そんなに遠くないと聞いた気がします。多分、英語力の問題ですね(笑)
ツーリストインフォメーションで地図をもらい、さあ出発。
最初は美しい景色を堪能しなから、楽しく歩いていましたが、だんだんと、ん?なんかおかしい…

歩けど歩けど草原で、道も細くなってきて。犬の散歩中の方に聞くと、このまま、牛か馬の足跡たどると大丈夫と言われ、さらに進むと、足跡も道もなくなりました(;_;) ここも英語力の問題かな(笑)
雨が降りそうになってくるし、360°草原だし。
スマホはおろか、携帯もまだ持ってない時でしたから、半泣きになりながらもとりあえず歩きました。
なぜ引き返さなかったのか、と今思うのですが、引き返すには遠くまで来すぎたのか、何せ、戻るという選択肢はありませんでした。 

幸いなことに、しばらくしてやっと、小さな町について一安心!
Winchcombe?どこ?ここは? 
とりあえず、帰りのバス停だけ先に確認して、疲労困憊だったので運良く見つけた可愛らしいティールームで一息いれました。観光する余裕もなし。
せっかくだから、と記念?にスプーンだけ買った記憶があります。まだ、どこかにあるはず…

思い出したついでに調べてみると、cleeve hill を踏破したみたいですね… 体感時間と大体合うような。
それも途中どこかで道からそれた可能性大!

細かい記憶は大分あやふやですが、暗雲たちこめてきた緑の丘の景色はハッキリ覚えています(笑)

是非次回はバスか電車で車窓からの景色を楽しみたいと思います。



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