フリーランスのキャッシュレス納税でお得!
おはようございます。
メタップスHDでre:shineと人事労務を担当しているフリーランス・イケダ(@m_ike)です。
確定申告が終わって納税対応が始まっていますね。
今回は、キャッシュレス納税の活用を考えながら、納税時期を確認しましょう!というお話です💰
税金の種類と納税期限
フリーランスの皆さんが納税する必要があるものには、主に所得税、消費税(課税事業者の場合)、個人事業税の他に住民税があります。
納税期限は次の通りです。
納税期限が土・日・祝日の場合は、金融機関の翌営業日となります。
納税額が大きくなると予定納税や中間納税などが発生します。また、納税が遅れると延滞税などが発生しますので、カレンダーにタスク設定するなどして忘れないようにしましょう📅
口座振替を活用して納期限を延ばす
口座振替という納税方法を採ると、 通常期限より約1カ月支払いが遅くなるのと、確定申告後の忙しい時期に対応せずに済みます。納税のし忘れがないというのもポイントです✨
例えば、今年の納税を口座振替にした場合、納付日はこのようになります。
所得税 3月15日 → 4月23日
消費税 4月1日 → 4月30日
なお、個人事業税と住民税は口座振替の場合でも、納期限(振替日)が延びることはありません。
キャッシュレス納税・納付のお得感✨
同じ払わなければならないのなら「少しでも得をしたい!」と思いませんか?
キャッシュレスで払えるものには税金の他、社会保険料などもあります。例えば
・所得税、消費税(地方消費税を含む)
・個人事業税、住民税(普通徴収)、自動車税、固定資産税
・国民年金保険料、国民健康保険料、介護保険料
納税方法もいろいろあります👀
キャッシュレス納税のメリット
・現金を用意しなくて済む
・いつでもどこでも支払いができる
・支払い方法によってはポイントがたまる
役所(税務署・市区町村など)や金融機関の窓口納付は、時間を取られがちです。特に、納付期限最終日は五十日(ごとおび)に当たり混みあいます。キャッシュレス納税を活用してタイパよく支払いを済ませましょう⌛
選べる 支払い方法
では、キャッシュレス納税について、いくつか見てみましょう👀
国税と地方税では、利用できるサービスや手続きが異なるので、ここも要チェックです📝
なお、先にお伝えしてしまうと、地方税のスマホアプリ納付以外の納税方法については、『地方税お支払いサイト』から手続きをすると便利です。
スマホアプリ納付(電子マネー)
スマートフォン決済アプリでラクラク納税📱
国税(所得税や消費税など)は納付できる金額は30万円以下
利用方法は国税庁のサイトから確認しましょう👀
地方税(個人事業税、住民税、自動車税、固定資産税など)は、納付できる金額は30万円で国税と同じですが、利用できるサービスや納税可能な税金の種類は自治体により異なるので、お住いの自治体ホームページなどで確認しましょう💻
利用可能なサービスの中から「この方法で支払おう!」と決めたら、『地方税お支払いサイト』のスマートフォン決済アプリ一覧から、サクサクと手続きをしましょう。
スマホアプリ納付のポイント
支払い限度は1回30万円
事前登録が不要
手数料が原則不要
納税に対してのポイント付与は原則ないが、クレカ決済チャージに対するポイント付与がある
チャージ方法をクレカ決済にする場合は、月のチャージ限度額を要確認
ポイントで納税ができるサービスもある
スマホアプリ納付のポイント還元については、日経トレンディさんの記事が参考になります👀
クレジットカード納付
クレジットカードで納付する場合は、手数料に要注意です⚠️
カード利用によって付与されるポイントと手数料額を比較してメリットがあるかどうかも、クレジットカード納付を選択する際の決め手の一つになりますね。
国税の納付では、事前に手数料と支払いの流れを確認して、支払い手続きを開始しましょう。
課税事業者の方が、決済手数料について仕入税額控除を行う場合は、「納付手続の完了」ページを印刷し、適格請求書(インボイス)として保存しておく必要がありますので、ご注意を。
また、地方税のクレジットカード納付にもシステム利用料が発生します。1万円まで37円(税別)、以降1万円ごとに75円(税別)。
インボイスの保存する前に、画面を閉じないように気を付けましょう😨
クレジットカード納付のポイント
手数料がかかる
ポイントやマイルが付与される
付与ポイントと手数料額の比較が大切
口座引落としまで1~2カ月の猶予がある
分割払いができる(別途、クレジット会社への手数料が発生)
会計ソフトとの連携ができる
インボイスの保存が必要
ペイジー(Pay-easy)を使ってネットバンキング納付
国税の場合は事前届出が必要ですが、地方税は簡単に納付できます。
支払い方法は動画で確認を👀
ペイジー納付のポイント
納付書にeLマークやペイジーマークがある、eL-QRやeL番号の記載があれば、簡単に支払い手続きにたどり着ける
ネットバンキングの他に、金融機関のATMでの支払いが可能(コンビニエンスストアATMは支払い不可)
いろいろ考えるのがちょっと面倒、サクっと払いたいときにオススメ
その他のキャッシュレス納税
どちらも事前届出が必要
・e-Taxからのダイレクト納付
・振替納税(国税・住民税・その他の地方税)
地方税(住民税・その他の地方税)は、自治体によって利用できる金融機関や手続きが異なるため、お住いの自治体HPから確認してください💻
キャッシュレス納税のデメリット
一番のデメリットは領収書が発行されないことです😢 納税証明書が必要な場合は、別途、請求手続きが必要で交付手数料もかかります。
国税の場合
オンライン申請・交付は1電子ファイルで370円💰 この手数料もキャッシュレスで納付します。キャッシュレスがグルグルと続きますね🌀
書面での交付請求も可能です。その場合、手数料は収入印紙や現金での納付となります。
住民税の場合(一例として新宿区)
納税証明書はマイナンバーカードがあれば、コンビニエンスストアなどで取得可能です🖨️
新年度分は毎年5~6月以降に取得可能となります。手数料は1通200円(窓口申請の場合は300円)です。
せっかくキャッシュレス納税でポイントをためたのに、それ以上に証明書発行手数料がかかった……😢とならないように、気を付けましょう。
社会保険料もキャッシュレス納付✨
国民年金保険料、国民健康保険料、介護保険料などをキャッシュレス納付できます。
① 国民年金保険料
スマホアプリ・クレジットカード・口座振替が選べます。
(ペイジーでの支払いは現在サービス停止中です👀)
手数料は無料です。
② 国民健康保険料、介護保険料(例として新宿区)
スマホアプリ・クレジットカード(モバイルレジ)・口座振替・ペイジーなどが利用できます。利用できるサービスや金融機関は、お住いの自治体HPで事前に確認を💻
クレカ払いなど、支払い方法によっては手数料のかかる場合があります。
納付期限を厳守📅
せっかくキャッシュレス納税・納付を選んでも、納付期限を過ぎてしまうと受け付けられないものがほとんどです。
期限切れの納付書を手に、金融機関や役所の窓口に走ることになります🏃
延滞税や延滞金なども発生する場合もあり、まさに泣きっ面に蜂……。
くれぐれも、納付期限は忘れないようにしましょう。
納めた税金 何に使われているの?
頑張って働いて、こんなに考えて納税している私たちの税金。
何に使われているか気になりますよね🤔
最後に税について、ちょっと勉強してみました📝
国税庁の『税の学習コーナー』は、子どもの租税教育に使われるだけあって、とても分かりやすく書かれています。
こちらの『税の種類と分類』を読んでみると、どんな税金を誰が負担するのか分かりますね。
自分自身、どんな税金を、直接・間接的にどのくらい納めているか、家計簿アプリのつけ方を変えてみようかと、ちょっと考えました🤔
では、集められた税金は何に使われているでしょうか?
一般会計歳出額の内訳を見てみると👀
社会保障、公共事業、文教および科学振興(教育)、地方交付税交付金等(警察・消防、ゴミ処理、医療費)、経済協力費(他国援助)、防衛費などに使われています。
(興味のある項目をクリックして、発展編まで読んでみてください!)
納税するだけでなく、税金が正しく使われているかどうかチェックすることも大切ですね🫡
税金の話って、とかく難しく書かれがちですが、こういうサイトで昔々の税はお米だった🌾なんて話を、お子さんとしてみるのもイイですね👨👧👦
次の大きな納税は住民税がやってきます。梅雨時の納付書が届く季節になる前に、お得な納税方法をぜひ検討してみてください😊
re:shine(リシャイン)というフリーランスや副業の方向けのお仕事のマッチングサービスを運営しています。ぜひこちらもご覧ください。 🙇🏻♀️