5月に聴いたアルバム
The Mosques of Tanger
Tanger(タンジェ)というのはモロッコの都市。風が出てくるとけっこう吹かれて耳障りな瞬間もあって、そんなに録り音はよくないのかもしれない。しかしこの雰囲気には特別なものがあり、とても音楽的でもある。
Noisiets of Guys on the Planet
海老ジャケ。作者のJana Winderenは立ち入り困難だったり、ふつうは聞こえないような音を録音するタイプのノルウェーのアーティスト。タイトルとは裏腹に、落ち着いて聴ける1枚です。
Prevailing Wind, Tangled Under
終始不穏な風音が収録されているハードコアな1枚。実際にこういう音が取れる場所があるのか、そもそも加工された音なのかわからないが、聴き方によってはけっこうSF的でシネマティックでもある。
Op.175 Den Rode Skov(The Red Forest)
ディスクユニオンで注文するとけっこういい値段がするデンマークの作曲家、Henning Christiansen作。厳密なフィールドレコーディングじゃないかもしれないが、音楽の内容は面白いです。
Works, Vol.1
自分のw
頻繁に人のアルバムと聴き比べているので、なんだかんだ再生してると思う。良かったら聴いてください。
という感じで、今月はフィールドレコーディング作品を中心に掘りました。YouTubeでよくある睡眠用、集中用の環境音チャンネルが好きでしたが、いまはそういうの聞かなくなったなと思います。加工編集されていようとアルバムの形になっている音のほうが好きだし、垂れ流し動画はフィールドレコーディングの文脈で語るものじゃないかもしれない。
おまけ
The Big Medley弾きました。
何でも聴くよ。
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