不正について考える 230718


先日
元ボートレーサー西川昌希氏の
「競艇と暴力団」を読みました


西川氏の主観的視点で描かれており
とても読みやすく
読書が得意ではない私ですが
あっという間に読み終えてしまいました

本の中で印象に残ったのは
「不正は長続きしない」という言葉

実際に不正を犯していた
西川氏の言葉であるため
シンプルでありながら
とても重みがある言葉だと感じました

本で語られているように
不正を2年ほど続けていて
バレることはないと本人も感じていたところ

実際は
不正をしていない部分を
切り取られて疑惑をかけられることに

蓋を開けてみると
他にも複数の不正レースをしていたことが判明

というように
思わぬところで綻びが生じて
西川氏の不正が明るみになったようです

これが
「不正は長続きしない」
という言葉の所以かと思います

私も
他人事と思わず
肝に命じておきたいと感じました

"不正"と聞けば
ここ最近ニュースになっている
ビッグモーターの事件が思い浮かびます

ちょっと目を疑うような不正の記録が
記事になっていましたが
不正が長期化すると
慣れによって
なんとも思わなくなる
さらには
エスカレートした不正をしてしまう
ということを象徴する一件だと感じます

人間の能力である"慣れ"は
悪い方向に働くと
不正への感度が落ちてしまうのは怖いところ

慣れによって不正が平気で
できるようになると
その規模も拡大していき……

とんでもない広範囲の不正に繋がるのですね…

5年以上にわたると言われている今回の不正

最後は従業員からの告発で
明るみになったのだとか…

いつかはバレる時が来るのですね

「不正は長続きしない」

この言葉を裏付ける事件だったと感じます


これを
我が人生の教訓に!
と思いました

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