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#7 3点アーチであることの強さ

🦶3点であること

4点ではなく3点であるということ。
ここが大事なポイントです。

一見4点(4脚)の方が安定して見えます。
しっかりと立つには理想的に見えます。
ですが4点の弱点は平らなところじゃないと立てないという点。

その点、3点(3脚)だと多少の斜面、凸凹砂利道でも立てる!耐えられる!強さがあります。
カメラの3脚が良い例です。
街中でよく見かける測量の機械もどんな凸凹な砂利道も難なく立っています。

これが人間の足には自然と組み込まれているのです。
スゴイデスネ!
しかもこれが両足に組み込まれているから人間はどんな道でも歩いていけるのです。
片足で立てるのも3点だからこそです。

🦶アーチであること

こちらの写真・・愛知県犬山市にある「明治村」の中の施設の中にあった積み木です。
右のように半円の上に台形の角材を載せていくと・・👇下の写真のようになります。

そして中の半円を抜くと・・👇

崩れることなく見事なアーチが形作られます!
釘も接着剤もないのに崩れることなく保っていられる・・
これがアーチの力です。

建築物にも多く取り入れられるアーチ

🦶ついでに腱膜と靭帯


その上、アーチの下には強固な腱膜があります。
これが伸びたり縮んだりしてバネのような役割を果たします。
これを【トラス機構】とか【ウインドラス機構】とか言うそうです。

私が勉強した20年前には聞いたことなかった言葉ですね(゚∀゚)ゞ

ほんの一部ですが・・

もちろん骨と骨をつなぐ強固な靭帯も骨が多いだけに沢山あります。

難しいことはともかく
思った以上に足ってしっかりとした構造だと思いませんか?
これらが目に見えない重力や体重、走ったり飛んだりしたときの衝撃や、硬いアスファルトからの衝撃も吸収し和らげてくれるのです。