見出し画像

歌い続ける天音かなたの歌が好き

lovin’ it

[注意]
本記事はホロライブやカバー株式会社を批判・中傷する意図はなく、根拠も無ければ何らかの客観性もない筆者個人の感想であり、たとえ解釈違いであってもご了承ください。

 
天音かなた(以下かなたん)自身が「癖が強いから好き嫌い別れるかも」とは言っているけれど、自分はかなたんの歌が好きだ。

少し前の歌枠だったと思うが「歌い方も握力と一緒で力が強い」と言っていたことには笑ってしまったけれど、かなたんの力強い歌には揺さぶられるような、殴打されるような魂の絶叫を感じている。

かなたんが語る自身の過去や持病のこと、自分自身がアンチと言ってしまうこともあるところなど、かなたんの活動の背景には決して明るいとは言えないものが横たわっている。
けれど、それでも歌い続けてバーチャルの空間でアイドルになったかなたんの歌からはテンプレートのアイドル像とは違った、独自の個性としての重厚さを感じている。

かなたんは耳の影響で「前のようには歌えなくなっている」だったり「昔の方がうまかった」とたまに溢すが、歌は音が取れている取れていないだけが重要ではなく、その歌に込めた思いとそこに至る物語が人を人を惹きつけることだってあるだろう。

だからこそ歌い続けてあきらめない今のかなたんとその思いがこもった歌が好きだ。


躓くことがあっても自信を見失うことがあっても諦めずに歌う姿に、そのための積み重ねた努力に、とてもひきつけられるものがあって応援したくなる。

 たしかに、かなたん自身は「自信がない」とずっと言っていて、それが理由でヘラるシーンも何度か見てきた。
けれども活動を続けるにつれて少しずつ自信を持てるようになったことは応援してきた甲斐があったと感じている。

2周年LIVEのときにおしお先生が、「1周年のときは『僕が主役でいいですか?』だったけど2周年のときには『私を見て!』と歌えるようになった」とツイートしていたが、自分がセンターに立つことに自信が持てない、本当にファンから自分が求められているのか自信がなかったかなたんが、先日の3rd Fes.ではソロパートに自己紹介ソングともいえる特者生存ワンダラダーを歌い、終了後には「わんだら、やってやったぜ!!!!!!」とツイートした姿に「私を見て」から「私を見せつけてやったぜ」というさらなる一歩を感じて、おしお先生と同じように感動が止まらなかった。

もともと自信を持てなかったかなたんが進んできた道の今として、少しでも自信を持てるようになった姿にいちファンとして応援してきたことの一つの結実であったと感じている。

この歩みの先がどこまで続くのか応援し続けたい。
歌い続ける天音かなたの物語の先をずっと楽しみにしている。


'22/04/06 微修正(勢いだけで書いたので主に誤字脱字を修正)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?