※本記事は2023年8月に母子留学を開始した家族の備忘録です。
住民票、どうする?
母子留学を考えると必ず当たる問題です。
しかしそもそも抜かないとダメなの?抜くと何が起こるの??抜かないってこともあるの???どこになに確認するの????など疑問がつきません…今回は我が家が出した結論とそれに至るまでに収集した情報をざーっと書き出してみました。長い。
◼︎我が家の結論は「全員抜かない」
はい、結論はこれです。
なお、パターンとしては
・全員抜かない
・全員抜く
・私だけ抜く
がありました。
◼︎そもそも住民票論争(?)はなぜ起きるのか
原則があるにも関わらず、役所に問い合わせると回答が人によって違うからです。
原則を調べるとこう出てきます。
が、原則は原則。
先住者の皆さんは口を揃えて「役所に聞きに行くと担当者によって見解が違うよ」と言います。なるほど!と思い私も2回全く同じ問い合わせをしてみました。その結果がこちらです。
はい、見事に分かれました。
まぁ、でも頷けます。法律は解釈の問題的なところがあるので(にわか法学部)。しかし逆に言うと「じゃぁどっちでもいいんだね!」という感じです。
◼︎住民票抜く・抜かないで変わること
抜く・抜かないで何がそんなに変わるのか。細かいことは色々あるのだと思いますが、気になるのは以下の5つです。
①健康保険へ加入出来るかどうか
②住民税を払う必要があるかどうか
③年金を支払うかどうか
④マイナンバーを保有できるかどうか
⑤銀行口座が保有できるかどうか
が、そのうち③〜⑤はあまり気にしなくてもいいことがわかったので①②に注力して調べます。
◼︎判断までの道のり(概要)
我が家は「みんな抜かない」を選択した訳なのですが、以下の観点から3つのステップを踏んでこの判断にたどり着きました。
◼︎判断までの道のり:役所編
法律違反はノーサンキュー。まずは原則確認です。
以下、FAQ形式で進めて行きます。
*ここでの結論*
・1年以上いないなら抜くのが原則だが、抜かなくても罰則はなさそう。
・一時帰国の時だけ住民票を戻すのはウェルカムではない(実際は気軽にやってる人もいるっぽいけど)。
・日本に帰国した際に病院に気軽に行けないのは嫌だな…
→「うーん、抜かなくていいなら抜かないでいきたいな。」
◼︎判断までの道のり:保険組合編
とりあえず「抜かない」と仮定して確認を進めます。次は「海外に住むけど健康保険証ってもらえるのかな?海外療養費って請求できるのかな?(=扶養に入れるのかな?)」の確認です。
主人の扶養に入る形になるので、主人から組合に問い合わせてもらいました。
*ここでの結論*
・住民票がなってもなくても扶養には入れそう。
・海外療養費の申請も可能。
→「うーん、保険的にはどっちでもいいか」
◼︎判断までの道のり:税金編
住民票を抜く・抜かないの判断で一番大きな要因となるのがこの「住民税」なのかもしれません。恥ずかしながら住民税について知識があやふやだったので前提条件を調べてから税務署に確認しました。
*ここでの結論*
・私は2023年に年収0円だった。
→「うーん、抜いても抜かなくても結果同じなら、抜かないでいたい」
◼︎結論:抜かなくていいか
はい、ということで…
保険→抜いても抜かなくても保険証はもらえそう
税金→そもそも私来年の住民税0円
ということだったので「とりあえず全員抜かない」方向になりました。また、母子留学の方は抜かない人が多いという情報も聞いたことがあります。
判断はやはり税金部分が大きかったですね…私はこれから無職になるので、その中で数十万支払うのはちょっと難しい…
最初は不確かな情報や何をもって判断していいかがめちゃくちゃあやふやで頭が爆発しそうでしたが、調べてみたらスッキリ。とりあえず1年目はこれでいってみたいと思います。