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本当に好きなもの


大好きな歌い手さん、天月くん。6月30日生誕祭を見ながら書いています。(アーカイブ残らず残念)

こんなに夢中になれるくらいに好きになったことって私の人生の中で一度もなかった。なぜなら、周りの人が好きだって言う人と自分の好きな人が被っていたら、好きな人を変えることができるくらい、その程度にしか好きっていう感情を知らなかった。

ファン心理。これを知ったのはここ数年。それこそ、天月くんに出会ってからだ。

歌は、その時代ごとに流行っているものを聞いて歌えればいいと思っていたから、このバンドの曲が好き!とかこのアーティストずっと聞いてる!っていう人の気持ちがずっとわからなかったけど、今はすっごくすっごくわかります。ずっと聞いていられる。心地よく周波数が合う感じ。声も好き。曲調も好きだし、何より、音楽を本当に楽しんでいる天月くんの姿を想像するだけで幸せになれる。

歌い手さんは歌っている姿を見せてくれることがたまにしかない。MVは大体歌詞とイラスト。(天月くん風のイラストでそれはそれで素敵なんだけど。)ごくたまに、MVに本人が出てくれるとそれはもう何度も何度も見返したくなるくらい貴重なもの。

だからこそ、ライブに行って、登場してきた瞬間に溢れ出る涙は、「本当に存在しているんだ」って言う確認と「いつもありがとう」って言う思い。

自分の好きなものを好きって言うのがずっとできなかった。理由はわからないんだけど、多分、最初に少し触れたように、友達と好きな人が一緒だったら困るから、があったのかもしれない。それで友達とうまくいかなくなるのは嫌だなっていう感情。どうなのかわからないことを勝手に想像して苦しくなる、それだったらと、常に防御線を張っていたように思う。苦しくなるくらいなら好きを作らないって言うこじらせた感情。

今、私は、好きを見つけて、認めて、楽しんでいる。過去の自分とは違う自分に大満足!

早く天月くんのライブにまたいきたい。行けるようにお仕事頑張ろう!


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