”愛”ってなんだろう

好きな歌を聞くことで
パワーをもらったり
いろんな感情を昇華させたり
たまには泣くきっかけに
なることもありますよね。
今日は近頃私がリピートで
聞きまくっているこの曲の
私なりの考察を書いてみようと
思います。テーマは「愛」。

■「きっと愛って」／天月ーあまつきー

このMV見ちゃうと”恋愛”の歌って
なってしまうのですが
歌だけを聞いてみるとちょっと
違うイメージが出てきたんです。

きっと愛って独りよがりじゃなくて
自分より大切なあなたに宿るもの
きっと愛って目に見えるもんじゃなくて
あなたを思うと揺れる鼓動だなんて
いつの時代も変わらない
ただあなたに微笑んでほしいだけなんだ

ここの部分だけ見ると
ちょっとイメージ変わりませんか？
もちろん、恋愛のイメージが見える人も
いると思います。でもそれ以外にも
友情だったり親子愛だったり家族愛だったり
師弟愛なんてのもあるのかな。
どんな場面にもこのフレーズがぴったり
当てはまる気がします。
つまり、
”愛”ってそういうことなんだなって
思うんです。どんな関係性にも”愛”って必要で
いろんな形の”愛”の示し方はあるけれど
きっと根本はみんな同じで
ただ、大切なひとに微笑んでもらうこと
だけなんだと思う。

きっと言葉にしても何か足りなくて
伝えきれなくてあぁ
「どんな言葉なら伝わるんだろうなぁ・・・？」

伝えたい思いってなかなか
言語化がうまくできなくて
もどかしくなることありますよね。
意外と他人相手の方がうまく伝わるのに
家族だったり親子だったり
近い相手になればなるほど伝わりにくい。
これって近いからこそ「わかってくれるよね」
という思いが根底にあるから。
でもいくら家族でも親子でも近い間柄でも
別の人格、それぞれの考え方、価値観が
あるから、他人相手と同じように
丁寧に伝える必要があるんだよね。
きっとそれができると誤解を生んだり
拗らせてしまうこともなくなるね。

明日もしこの地球が終わるとするなら
僕らは大事なものから目をそらす
余裕なんてないはずさ
きっと愛って独りよがりじゃなくて
自分より大切なあなたに宿るもの
きっと愛って目に見えるもんじゃなくて
あなたを思うと感じられる心
きっと愛って押し付けるもんじゃなくて
自分より大切なあなたを思うこと

”愛”って形がないから
「ほら、受け取って！」
って手渡せるものではなくて、
だからこそ「わかってよ、ほら」
って受け取ったところを
見せてもらいたくなってしまう。
でも、受け取る方にしてみたら
ちょっとうるさい（笑）
受け取ってくれていたらいいな
くらいの気持ちで渡していたら
何かのタイミングで「あの時さ・・・」
って受け取り通知が来ることもある。
でもこなくたっていいんだよ。
だって、相手のためを思って
相手が笑ってくれるために
渡せるのが”愛”だから。
「こんなにあげたのに」なんていうのは
”愛”に見せかけた何か別の感情。
それが何かは、きっと人によって
異なるんだけど。

自分以外の大切な人が幸せに
なれることだけを望んで
”愛”を伝えられたら
みんな幸せになれるね。
きっとどこかの誰かが
自分のために”愛”を伝えようと
してくれているはずだから。
”愛”が循環していく。
いろんな関係性ひっくるめて
”人間愛”で満たされる世界に
なるといいな。