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法学編入試験対策 法学編入に必要な学習時間


1.はじめに


 法学部への編入試験に合格するためには、十分な学習時間を確保することが不可欠です。編入試験は、法学の専門知識や思考力、論理的思考能力を評価するため、準備には時間と努力が必要です。
 もっとも、学習時間の目安を把握できた方が、学習計画も立てやすいですよね。
 そこで、今回は、法学編入試験に合格するために必要な学習時間を説明します。

2.平均的な学習時間(通学生)


 私のクラスの受講生は
  ・ 小論文 週1回 3時間
  ・ 法学  週1回 3時間
  ・ 英語  週1回 3時間
の3コマの講義を受講している方が多いです。
 コマがない日であっても、大学の講義と法学編入試験のための学習を両立させています。

 では、学習スタートの時期はというと、多くの人は受験年度の4~5月から学習をスタートさせています。逆にいえば、それより早く学習を始めている方は多くありません。

 以上をまとめると、「4月から10月までの間、毎日3時間ずつの学習を継続する方」が法学編入試験の受験生の一般的な学習時間に相当すると思われるため、合計学習時間を計算すると
  214日(2024年4月1日~10月31日)×3時間
  = 642時間
  ≒ 650時間
 なので、約650時間が目安になるでしょう。

 学習開始時期が4月よりも後方にずれた場合には1日の学習時間を3時間よりも多くとり、試験日までに学習時間を確保できるようにしましょう

3.学習時間を確保するコツ


 編入試験に必要な学習時間を計画する際には、自身の現在の知識レベルと目標とする試験問題とのずれを把握することが重要です。これによって、どの程度の学習が必要なのかを明確にすることができます。
 
 次に、学習計画を立てる際には、自分の能力やスケジュールに合わせたリアリスティックな目標を設定することが大切です。短期間での合格を目指す場合でも、過度な負荷をかけずに無理のないスケジュールを組むことが成功の鍵です。

 学習時間の確保には、日々のルーティンに学習時間を組み込むことが重要です。例えば、毎日の通勤時間や食事の後など、空いた時間を活用することで、効率的に学習できます。また、学習時間を長期間にわたって分散させることで、情報の定着が促進されるため、最低でも3ヶ月以上の学習期間を確保することが望ましいです。

 さらに、学習時間を有効に活用するために、効果的な学習方法を取り入れることも重要です。例えば、教科書の読み込みとノート作成、過去問の解答、グループディスカッションなど、さまざまな学習手法を組み合わせることで、効果的な学習効果を得ることができます。

 ただし、学習時間を確保するだけでなく、休息とリフレッシュも忘れずに行うことが重要です。
 疲労がたまってしまうと学習効果が低下するため、定期的な休憩や適度な運動、睡眠時間の確保など、バランスの取れた生活を送ることが大切です。

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