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法学編入試験対策 名古屋大学法学部募集要項のチェックポイント

1.はじめに


 2025年度名古屋大学法学部編入試験の募集要項が発表されました。
 詳細はこちら

 そこで、募集要項の内容をチェックしていきましょう。
 ※ 最新情報は必ず名古屋大学法学部HPをチェックしてください。

2.募集人員


 10 名
 ただし、選考の結果、成績によっては、募集人員にかかわらず入学が許可
 されないことがあります

3.出願資格(一部省略)

次の各号の一に該当する者 
⑴ 日本の大学に2年以上在学(休学期間を除く。)し52 単位以上を修得
  した者及びこれらの要件を 2025 年3月までに満たす見込みの者(本学
  在学者は除く。)
⑵ 学士の学位を有する者及び 2025 年3月までに学士の学位を授与される
  見込みの者

⑶ 日本の短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び 2025 年3月までに
  卒業する見込みの者
⑷ 外国において、学校教育における 14 年以上の課程(日本における通常
  の課程による学校教育の期 間を含む。)を修了した者及び 2025 年3月
  までに修了する見込みの者
⑸ 外国の短期大学を卒業した者又は外国の短期大学の課程を有するものと
  して当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であっ
  て、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を我が 国において修了
  した者及び 2025 年3月までに修了する見込みの者(学校教育法第 90 条
  第1項に 規定する者に限る。)
⑹ 学校教育法第 132 条の規定による専修学校の専門課程を修了した者及び
  2025 年3月までに修了す る見込みの者
⑺ 学校教育法第 58 条の2の規定による高等学校の専攻科の課程を修了し
  た者及び 2025 年3月まで に修了する見込みの者
⑻ 学校教育法施行規則(昭和 22 年文部省令第 11 号)附則第7条の規定に
  より大学の第3年次に編 入学することができる者

4.選抜方法

【第1次選抜】
 外国語(英語) 13:00~15:00
         ※各受験者が持ち込んだ辞書を1冊に限り使用可(電子
          書籍、辞典類、単語帳及び参考書等は不可)
 小論文     15:30~17:30
【第2次選抜】
 口述      13:30~

5.試験日

 第1次選抜 2024年10月16日(水)
 第2次選抜 2024年10月30日(水)
 ■出願期間 : 9月30日(月)~10月4日(金)午後4時郵送必着

6.分析


 既に発表されている2025年度の編入試験日をみると
  大阪大学法学部・・・令和6年10月26日(土)
  京都大学法学部・・・令和6年10月26日(土)
  九州大学法学部・・・令和6年11月1日(金)
  上智大学法学部・・・令和6年12月1日(土)
ですから、上記大学と名古屋大学の併願は可能です

 名古屋大学法学部は、3~4頁にわたる評論文を読み、その文章読解及び評論文に対する私見を記述させる問題を出題します。
 法学の学習だけではなく、小論文の学習も必要と言えるでしょう。

 以下では、小論文の学習のポイントを簡単にまとめておきます。

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【編入試験における小論文の勉強法】

  1. テーマの把握と調査:

    • 小論文のテーマは多岐にわたるため、出題される可能性のある分野について広く浅く知識を蓄えることが重要です。ニュースや新聞、専門書を読むことで、時事問題や社会問題、文化、経済など幅広い知識を身に付けましょう。

  2. 基礎的な文章力の向上:

    • 読解力と文章力は小論文の基礎です。まずは、日常的に読書をする習慣をつけ、良質な文章に触れることで自然と文章の構成や表現方法を学びましょう。

    • 自分で文章を書く練習も欠かせません。短いエッセイや日記を書き、文章の流れや論理性を意識することで、実践的な力が身につきます。

  3. 論理的思考力の養成:

    • 小論文では論理的な展開が求められます。自分の意見を明確にし、それを裏付ける根拠を示すことが重要です。

    • ディベートや討論の練習を通じて、自分の意見を論理的に構築する能力を養いましょう。また、他人の意見を聞き、それに対して反論することで視野が広がり、説得力のある文章が書けるようになります。

  4. 構成力の習得:

    • 小論文の基本的な構成は「序論」「本論」「結論」です。序論でテーマについての概要を述べ、本論で詳細な議論を展開し、結論でまとめます。

    • 各段落の役割を意識し、論理的に一貫した文章を構築する練習をしましょう。具体例を挙げることで、説得力のある主張ができます。

  5. 実際の小論文作成練習:

    • 過去問や模擬試験の問題を使って、実際に小論文を書いてみましょう。時間を計って本番同様の条件で練習することが大切です。

    • 書いた文章は、先生や友人に読んでもらい、フィードバックを受けることで改善点を見つけます。自分だけでは気付かないミスや改善点が浮き彫りになります。

  6. フィードバックと改善:

    • 他人の意見を取り入れることで、自分の弱点を知り、次回に活かすことができます。フィードバックを受けた後は、再度書き直し、改善点をクリアにすることが重要です。

    • 具体的な指摘をもとに、同じテーマでも異なる視点で再度取り組むことで、多角的な思考力が養われます。

  7. 時間管理とメンタルの調整:

    • 試験時間内に書き終えることは重要です。普段から時間を意識して練習することで、時間管理能力を養いましょう。

    • メンタル面でも、リラックスして試験に臨めるよう、適度な休憩やリラクゼーションを取り入れることが重要です。過度なプレッシャーは避け、平常心で取り組むことが成功の鍵です。

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 これらのステップを継続的に実践することで、編入試験の小論文に必要なスキルを着実に身に付けることができます。自信を持って本番に挑めるよう、計画的に勉強を進めていきましょう。


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