過去のレイプが私をつくる②


2年ぶりの更新です

忘れてしまったこと
忘れたことさえも忘れてたこと


最近、テレビで芸能人が
「昔、悪事をしていた頃の自分と今の自分は
全く違う人間。人は変われるんだ」と

何気なく言っていた一言
きっとこの人を批判する人は沢山いるだろうし
むしろ否定する人のほうが世の中多い。

「人はそう簡単には変わらない」
そう思ってても良い。



でも、
私はその言葉を信じる

だって私がそうだから。


援助交際をして、風俗嬢になって
パパ活して、ハプニングバーに通って
性に溺れた高校時代から20代


そんな私が
今では、一番の理解者である夫がいて
満面の笑みを浮かべて抱きしめてくれる
子どもたちがいる。
あの頃のことを思い出す時間も減ったし
あんな過ちを侵したいという思いも全くない。
もちろん、性に対しても全く興味がなくなった
(これは年をとって落ち着いたのかな?)


こんな状況、十数年前は想像もしてなかった


私が幸せになっていいのだろうか、と
幸せを感じてしまう度に今でも考える。
裏切って傷つけた人たちのことを思い出すと
幸せになるのが怖いと何度も思った。


でも、
今まで十分自分を追い込んだ
悩んで塞ぎ込んで孤独を感じて
誰からも心配されなくて
普通じゃない自分が嫌いになって
死んで楽になりたいと思った日もあったけど
そんな自分も許していいのかなって。


ふてぶてしく開き直るわけじゃない
何もなかったように生きるわけじゃない

傷つけた人や傷つけた自分を忘れずに
これからも地道にコツコツと謙虚に生きていければ
いいのかな。
人を傷つけた分、過ちを犯した分
一人でも多くの人を幸せにすることが
過去への償いになるなら
それで自分が納得して生きていけるなら
私はそれでいい。

そう思うしか
両足に力を入れて立てっていられないのだから




勇気を出してテレビで伝えたあの人が
自分が納得した生き方で生きていけますように

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