同級生交歓|一宮町立一宮小学校 昭和48年卒
人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。
千葉県一宮町 釣ヶ崎海岸にて(撮影・石川啓次)
(右から)
前防衛省地方協力局長
中村吉利
順天堂大学大学院教授・日本抗加齢医学会理事長
堀江重郎
「海は紺碧太平洋、銀の魚が躍ってる」で校歌が始まる千葉県長生郡の一宮小学校を、僕らは昭和48年に卒業した。一宮町は九十九里浜の南端に位置し、明治時代は西の大磯、東の一宮と称され3名の元総理大臣をはじめ著名人の別荘があった。遠浅の海水浴場と温室栽培の盛んな町は、良質の波を求め年間60万人のサーファーが集う「サーフィンと生きる町」へと変貌を遂げ、2020東京五輪のサーフィン会場に選定された。かつての防風林にはサーファーの町ができている。
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