同級生交歓 杵築市立杵築中学校・大分県立杵築高等学校 昭和45年卒
人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。
大分県杵築市 杵築中学校にて(撮影・佐藤亘)
(右から)
大分県議会議員
阿部長夫
探訪記者
坂上遼
翼リゾートグループ大女将
麻生早苗
大分県国東半島の城下町。ここにある中学、高校で6年間共に過ごした。麻生さんは、バレー部の中心メンバーで、アタックする姿は華麗だった。今や湯布院の「はな村」をはじめ県内八ヶ所で旅館やホテルを展開する翼リゾートグループの大女将に。水墨画の達人で、5年前には文科大臣賞を受賞。阿部君は、野球部でショート、ブラスバンド部でトランペットを吹き、女子生徒たちの人気の的だった。「相談するなら長ちゃん」と信望が篤く、杵築市議会議員三期の後、県議会議員として活躍している。私は6年間新聞部、部長で病膏肓に入るの例え通りNHK記者となり、その後東京都市大教授を務め、今も早稲田で教鞭を執る傍ら執筆活動を続けている。気がつけば古稀、古い屋並みを眺めると一気に半世紀前に引き戻される。(坂上)
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