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住職にとってのAroundは隙間時間の待ち合わせ会場

常に起動しっぱなしでチームで仕事をするのに適したAroundですが、一度試して以来、仕事の場では使う機会が無いままでした。職場は私一人ですし、住職同士がチームでパソコンを使った仕事をするというシーンも思いつきません。打ち合わせや研修会ではお寺業界でも活用されていますが(当地でもついに初のオンライン研修会が開かれました)、常のコミュニケーションは電話・SMS・LINE・メール・Messengerと言ったところ。個人的にはMessengerが一番気軽でファイルも添付できて幸せ。

しかしつい先日ついに後輩にAroundのアカウントを作らせることに成功しました。時折オンラインゲームを一緒に楽しむことがあるのですが、今まではMessengerで声を掛け合ってタイミングを合わせていました。しかし、これだと相手の状況が分からないので、声をかけづらい時もあるんですよ。

そんな時にAround。専用の部屋を作っておいて、そこに入っているときは、ゲームをやる気があるという意思表示です。ただ、基本的には寺務所で仕事をしている最中なので、すぐにゲームができるわけではありません。休憩時間とか、仕事が区切りになった時とかに、Around上で何かしらの合図をするわけです。

カメラもマイクもオフにしてるので、それをオンにするとか。相手に映る自分の顔にメッセージを被せられるので、それで伝えるとか。それが目に入るタイミングは、相手方もゲームをするタイミングを見計らっているという時です。タイミングが無事に合えば、ゲームの中で合流ということになります。

相手の状況を想像するとか、何日が続けた場合にやりすぎじゃ無いかと気を使うとか、そういうところを全て取っ払ってくれます。Aroundを知って半年ぐらい。自分の環境での活用方法を探し続けて、ついに辿り着きました。全然仕事とは関係のない使い方ですが、とはいえ遊んでいる時であっても住職同士で会話をする中で、いろんなアイデアも出てきます。一人で黙々と仕事を続けるよりも、間にコミュニケーションの時間を挟んだ方がかえって効率が良いかもしれません。

問題は、後輩が全然Aroundに入ってこないことです。そういえば、最近は仕事でパソコン使わないとか言ってたな。スマホ版もあるけど、常時待ち合わせ、という使い方だとスマホ版は向いていないかも。他のアプリ使っていると見えないですから。

コミュニケーションツールですから、相手があって初めて成り立ちます。その大前提でまたしてもつまづくのかもしれません。
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