一番気になるのはやはり子ども達の学習環境

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我が湖西市の市長さんはFacebookにて、「また、学校のオンライン授業加速・推進など、必要な対応策を進めていきます。」と表明してくださってますので、きっと近いうちにオンライン授業についての方針も出てくるんじゃないかと期待しています。必要な機材が各家庭にあるかどうかというのが、一番の課題になりそうですけれども、アメリカではアップルやグーグルといった企業が、それなりに値下げして提供していたりするそうで、国内にそれだけの体力を持ったIT企業があるというのは、そうした面では強いよなぁと感じます。

学校に導入しやすいのは、アップルのiPadかグーグルのChromeになるでしょう。国内企業でChromeデバイスを売ってる会社、あったかな。アメリカか台湾企業という印象ですけれど。

とりあえずは在宅している親のスマホでなんとかなるようなものから手をつけるしかないとは思います。ただ、子ども一人に一台欲しくなりますから、我が家みたいに3人いたら、二親いたとしても足りなくなります。新たに購入するとなると、収入が減りそうな人が多いこの状況では負担感が大きくなるでしょうし、難しいですよね。

それでも、学校に行けないんですから、なんとかしなくてはなりません。市長さんがやる気を出してくださるなら、保護者として全力で支援するしか道はありません。

娘が高校受験の年なので、進学先を決めるにあたっても、各高校が現在の状況でどんな家庭学習を指導しているかというのが、重要な比較事項となっています。1年経ってコロナ禍が収まっている保障はどこにもありません。どう対処し、生徒に何を指導するのか。各校のホームページある保護者や生徒に向けたメッセージを読みながら、なるほどなるほどとなっています。

ざっと見た中で特徴的だったのは浜松北高と浜松開誠館。開誠館はiPadが一人一台あるとかいう話を聞いたことがありましたが、やはりそれを活用した家庭学習になっているようです。羨ましい。私立高校なので授業料が気になりますが、文科省の「「私立高等学校授業料の実質無償化」について(2020年4月から)」にあるように、そんなに大変な金額ではなくなります。iPad分なのか浜松市内の他の私立高校よりも少し高くて、43万ぐらいだったかな。確か。でもこの制度があれば払える。

浜松北高は、ここら辺りでは最難関の進学校。あまり縁のない学校ですが、ここは休業期間中の家庭学習について割と細かくPDFで公開されていました。ざっくりまとめると「ここからここまでやっとくように。中間テストに出すよ。」といった感じ。さすが、自主的に勉強するのが当たり前の学校です。ただ、それでも、せっかくいる教師陣に教えてもらえないのはもったいないこと。授業中のちょっとした余談が新しい知識の扉を開けることだって少なくありません。やはりオンライン・オフライン問わず、直接指導を受けられる環境が望まれます。

やはりオンライン学習については公立高校は進みが遅い。公立、という立場の難しさが現れてしまいますね。そんな状況にありますから、湖西も市長さんがガンガン突き進んでくれたら、「湖西市に住めばどんな状況でも学校教育を安心して受けられる」という評価になって、転入者が増えるかもしれません。財政は厳しいでしょうけど、デバイス購入に補助金出すとかもしながら、湖西市の魅力を底上げしてもらえたらと思います。

いずれにしても今のままの学校の対応では、子供たちの教育を受ける機会の損失は甚大です。取り返しがつきません。うちの子たちは結構頑張って家庭学習に取り組んでいると思いますが、それでも学校のカリキュラムには到底及びません。当分の間、それこそ数年にわたって学校に行けないかもしれない、というぐらいの危機感で、オンライン授業などを実現していって欲しいです。

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