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目から鱗の診察券ペーパーレス

ペーパーレス界の第一人者と言って過言ではない、塩澤先生(@shiology)。
ブログ shiology.org に掲載された「クリーニング店の預かり証をペーパーレス化する簡単な方法」が大変興味深いものでした。

預かり証をペーパーレス化しようとするその発想もですが、診察券もペーパーレス化してしまっていらしたとは。びっくり。肝になるのはiPhoneの写真アプリと、位置情報。クリーニング店の預かり証にせよ、診察券にせよ、必要となるその場で撮影することによって、後から写真アプリの撮影地からすぐに探せるようになる、と。

気づけるようで気づけない。そして、気づいても行動に移せない。それをやってしまうところがさすが塩澤先生。もちろん、お店に丁寧に確認した上でのことです。

この方法を始める前、「預かり証がなくてもご迷惑ではないでしょうか」と店主にきちんと確認しました。まったく問題ないとのこと。お店の方もデータベースになっているので照合は容易。
以前も書きましたが、医療機関の(IC化されていない)診察券もすべて撮影(または[スキャン])してあって、その画像を表示したiPhoneを受付で提示しています。特に問題ありません。医院内の作業工程上カード状のものが必要なら、[保険証](カード型)を渡せばOK。

おそらく診察券を使用する医療機関でもあらかじめ確認をされているのでしょう。上の文章だと、そこまで推測するにはちょっと弱いですけれど、その確認工程を省く方には思えませんので。

私も最近定期受診する医療機関が増えています。眼科、耳鼻科、皮膚科。診察券は財布とは別のカード入れにしまっていますが、定期受診の分は財布に入れるようにしています。忘れないために。でも、使っている財布はabrAsusの薄い財布なので、紙の診察券でも3枚入るとかなりの場所をとってしまいます。減らしたい。

私は自称コミュ障なので、医療機関でこうした手法について了承を得るということが、出来そうもありません。いっそ医療機関側で推奨してくれたら良いのに。診察券を忘れたり失くしたりする患者さんって、結構多いと思うのです。スマホで撮った写真でも良いとなれば、受付スタッフにとっても余分な仕事を減らしてくれることに繋がります。

画像なので偽造が簡単に出来てしまう懸念がありますが、月に一度は保険証の確認があるはずで、そこで保険証が本物なら、医療機関としては本人であると認識してしまってデメリットはないように思います。もうすぐマイナンバーカードが保険証として使えるようになります。そちらは顔写真もついてますからね、本人確認の精度も上がることでしょう。

診察券をアプリ化するとなると大ごとですけれど、写真でよしとするならば設備投資は不要です。かなり良いんじゃないでしょうか。総合病院のようにICカード化されているところはともかく、紙の診察券で昔ながらの運用をしている医療機関には、ぜひこのアイデアに気づいてもらって、取り入れてくれたら嬉しいなぁと思います。繰り返しますが、私はコミュ障ですので自分からは動けないです…

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