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セクシャリティとかロマンティックとか~サピオセクシャルを例に

こんばんわ。お久しぶりです。

最近の私と言えば日々会社と家の往復をしていて、その間にソシャゲをしているともう書く時間がありません。

まあ文具女子博には行ったんですが。

親と行ったのですが初めてということで8万くらい買いました。

いつかの記事で話題にしていたクレパストケイ買いました。もう詳しくは何色かの記憶はない……可愛さで青色にしましたが、服に合わせづらいことが発覚。別の色も買おうか考え中です。

また4連休に弾丸で鎌倉と京都大阪にも行きました。

名古屋から日帰りで鎌倉は遠いですね。京都大阪の方が随分と楽。たくさん買いました。ほぼ一人旅なので許してください。

ヘッダーは鎌倉に行ったときの写真です。

さて、本日のお話。(私のツイッターアカウントのつぶやきを編集しています)

1.例としてのサピオセクシャルについて

突然ですが、皆さんはサピオセクシャルというのをご存じですか。

サピオセクシャルとは相手の知性に性的魅力を感じるセクシュアリティとのことです。

似たような言葉でサピオロマンティックというのもあり、これは知性に恋愛的な魅力を感じるセクシュアリティとのこと。

そもそもセクシャリティとロマンティックとは性的魅力か恋愛的魅力か、という風に分けられているそうです。

さて、上記の参考記事ですが読めば読むほど「そういう人がタイプ」っていうのじゃ収まらないかなと思ってしまうんですよね。

他にも最近だとデミロマンティック(「強い感情的な絆や、信頼関係が築かれている関係」の人に対してのみ、稀に恋愛感情を抱くセクシュアリティ)やリスマンティック(相手に恋愛感情を持つが、その相手から恋愛感情を持ってもらうことを望まないセクシュアリティ)とかがよく聞くセクシャリティです。

これについてはサピオセクシャルのように~セクシャルというのもあるそうです。

そもそも論として、これらの単語は基本的には明確な対象の接辞語と接尾語(セクシャル/ロマンティック)で構成されています。(レズビアンとゲイが例外)

最近では言葉狩りになってしますが、ホモセクシャルっていう単語に使われる接辞語のホモ(「同じ、よく似た」という意味のギリシャ語起源の言葉)は理系にとっては普通なん言葉なんですよね。

ホモ接合型とかホモジナイズとかHOMO/LUMOとか。そうなると接辞語+接尾語で言葉が単純明快でわかりやすくなります。

さて、これを踏まえて。

これまでの何かのセクシャリティを説明する上で「○○という性的指向がどの性を好きになるか」という定義をするのであれば、様々なセクシャリティが生み出されているのにそれらが分かりづらくなっているまたはもやもやする原因は「性が性質を表しているのか性別を表しているのかが一緒くたになっている」っていうのがあげられると考えます。

……まあ性質の中に性別というジャンルがあると言われればそれまでだけど。

2.なぜこれを疑問に思ったのか


まずは個人的な考えですが、私自身がサピオセクシュアルではなくタイプの一種だと思っているのは、最近知り合った方と知性に対してのみ魅力を感じるのではなく、その知性をどう生かすかっていうのに対して興味があるというか魅力を感じるからなんですよね。

例えば知性が野菜だとしたら、サピオセクシュアルは高級だったりブランドだったり希少だったり「野菜本来に価値を見出して魅力を感じる」んだと思うんだけど、私はどんな野菜でも調理法だったり共に食べる環境によって魅力を感じるから、私自身はサピオセクシュアルではないと思っています。

と、ここでサピオセクシャルに関する記事をもう一つ。


ここで気になる文章は後半話。

とあるシンガーがサピオセクシャルとカミングアウト→謝罪の流れでこの時の謝罪対象がLGBTQになっています。

サピオセクシャルは性的指向ではあるけどマイノリティではないからどうのこうの、みたいな。

これ、ただ知的な人が好きでーすってことにしておけば揉めなかったんじゃ??って思いません????

過去にもどこかで知識層は白色人種であるから差別である、みたいな論争が合った記憶があります。(もうどこか覚えてない)


また、具体的な経験として、マイノリティ界隈では流行りのセクシャリティ診断というものがあります。

私の場合は

こころの性:Xジェンダー(男性でも女性でもない性別のあり方)

恋愛指向:レズビアン(女性に恋する)、デミロマンティック(強い信頼関係で恋に落ちる)

性的指向:バイセクシュアル(男性にも女性にも性的な欲求を抱く)、リスセクシュアル(愛はあるけど体のつながりを持つのは苦手)

表現したい性:ノンバイナリー(男性でも女性でもないアイデンティティ)

だそうです。(2021/5/9分析)

注釈として「セクシュアリティはうつりかわっていくもの。もしかしたら前回とは違った結果が出てくるかもしれません。」と書かれています。

これを読んで自分のもやもやに納得できる人はいいと思いますが少なくとも私はこの診断結果でむしろどれにも当たってないないな~と思いました

そもそも設問が不適切というか。

確か「○○に魅力を感じますか?」等でしたが、前述にもある通り魅力を感じたとしてもイコール恋愛に結びつかないし、所謂同じ趣味で知り合って結婚したのち、価値観が違って離婚する夫婦はごまんといるのでそもそもその設問自体が自分の中では不備があるのでは?と考えていました。

私は男女ともに人間的に魅力を感じますが、その魅力が必ずしも恋愛や性的なことに向くかといえば向く性別は女性のみで、男性は恐らく恋愛未満の楽しい関係がいいのに恋愛指向がレズビアンで性的指向がバイセクシャルとされたときに「どこの選択肢でこうなった?」と診断自体を疑っています。

簡単にカテゴライズしようとして失敗しているというか。

何かに属したいという安心感が欲しい方はぜひやってみてください。

3.結論

結論はというと昨今の「自分のタイプや恋愛に対する考え、取り組み方etc」を無理やり「~セクシャル/~ロマンティック」という耳障りのいい言葉に置き換えてあたかも自分にはこんなラベルがついていますよとわかったふりをするのが苦手なので時々私は恋愛からドロップアウトしたいという気分になることです。

マズローの欲求5段階説でも物質的欲求の次にくる精神的欲求として所属と愛の欲求(その次は承認欲求)があるので、恐らくどこにも属していない人ほどどこかに属していたいと感じるのではないでしょうか。

そして自分の恋愛のタイプに近いセクシャリティという流行りの単語で着飾りたいのかな、と。

だってみんなおしゃれななんとかセクシャルとかなんとかロマンティックっていう名札つけたいもんね。

でもよく考えてください。先ほどの例に挙げたリスロマンティックやデミロマンティックだってそういう関係性がいいな、とかそんなんでいいじゃないですか。

流動的とは言え、好きなタイプや関係性が変わった時に名札を付け替えたりするために単語を探したり新しい言葉を作るのって大変そうだなと私は思うし、その名札は一部の人間しか理解できなかったら意味ないよって思ってしまいます。

離婚したからやっぱこういう人がいいね!!っていう簡単な言葉でいいじゃん。関係性のラベルで恋愛するのは窮屈過ぎない?

とかいいながら、私は女性が好きなのでレズビアンというラベルで恋愛しますが。

因みに、話は飛びますが科学コミュニケーションとかの勉強をすると如何にしてわからない人にわかりやすく理解させるか、というのには確か小学5年生レベルの語彙力で説明できないといけないそうです。

まあでもおしゃれな名札付けたい人は同じレベルの人とお話していた方が幸せだよね……。


4.終わりに

最後に、ですがこれは色んな理解を深めたいな~と思う私の個人的見解です。文章再編集でぐちゃぐちゃですみません。

また、サピオセクシャルを批判してるんじゃなくて、一番自分の中で近いようでもやったのがこれだっただけです。

そして、新しい言葉には文字が知っていても中身知らないのが多すぎるし私は専門家でも活動家でもないんで深いツッコミはなしで。


お読みいただきありがとうございました。

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