バラの花束

小林一三先生ありがとうございまーす!(紅ゆずる退団のことば)

きのうの紅ゆずるラストデイをライビュで観ました。退団挨拶後のアンコールで緞帳(どんちょう)が上がった際に、紅さんから「ここからなら届くと思うんです。小林一三せんせーい!宝塚を創ってくれて、ありがとうございまーす!」との言葉。

ライビュを観ながら、私も「うんうん」と頷いていました。ほんと、紅さんにとっても、私たち宝塚ファンにとっても、小林一三先生がいなければこの出会いも、こんなに素敵で独特な文化もなかったわけですから。ほんと感謝感謝の方ですよね。

紅さんは、宝塚の入学試験の試験官の方々にも「私を宝塚音楽学校に入学させてくれてありがとうございました。」ともおっしゃっていました。そして、諸先輩方への感謝の気持ちも。

さゆみさんは、本当に宝塚が大好きで大好きで、人や出会いといった「ご縁」を大事にされている方なんだという事をご挨拶を聞きながら感じました。

ご挨拶の後には、宝塚フォーエバーを歌いました。もちろん私も映画館で歌っておりました。笑いと涙と幸せがいっぱいの時間でした。画面からでも、出演者の笑顔を見て、一緒に歌えてうれしかったです。

緞帳(どんちょう)がもう上がらなくなってからは、緞帳前に紅さんとあーちゃんのお二人が出てこられて、客席からは、「(紅さんに対して)宝塚に入ってくれて、ありがとう!」や、「(あーちゃんに対して)紅さんのお嫁さんになってくれて、ありがとう!」という声が舞台のお二人に向けられていました。

本当に本当に名残惜しくて、ずっとずっとお二人を観ていたいと思いましたが、物事には終わりがあるもの。お二人をはじめ、この度の卒業生の有終の美を目にできたことが私は嬉しくもあり、寂しくもあり、映画館の館内が明るくなっても座席で余韻に浸っていました。

出会いがあれば別れがある。
出会えたことに感謝いっぱいです。
素敵な時間をありがとうございます♡

また、紅さんがまだ舞台の端にいた頃から、紅さんを見い出し、応援し続けたファンの方々も尊敬します。そのファンの方々がいるからこそ、紅さんはがんばり続け、トップにまで登りつめることができたのだと思います。そしてトップになってなお、進化し続け、私たちの記憶に鮮烈な思い出を残してくれました。

退団挨拶の冒頭で客席をじっくり見渡して、「こんなに愛に溢れた場所はないですよね。」と紅さんも言っていた宝塚というところは、出演者を見守るファンがあってこそ成立する、貴重な芸能文化だと。そして色に例えるなら、まさに紅の色のような、愛のあふれる空間、関係だなと思います。

ああ、宝塚よ永遠なれ

宝塚ライフを楽しんでいきましょう( ^^ )


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