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VIRTUALHOLIC歌枠リレーVol.2でした

2月25日に。

歌枠リレーといえばYouTubeで多数の歌い手さんが(VTuberだけか?実写の歌い手さんもやるのかよく分かりません)それぞれ30分くらいの短い歌唱配信(歌枠)を順番に行っていく企画のことですね。
えっ、配信を視聴しましたという記事を?いやあ、大きなライブの配信なら何度か書いてますけどね。

このVIRTUALHOLICという歌枠リレーは、なんと「現地がある」のです。
といっても現地があるライブにカメラが入っていてそこから配信するのではなく、歌枠リレーのライブビューイングを行う会場があるんですね。
本格的なライブみたいな大きいモニターではなく、スポーツ観戦のライブビューイングと同様一般的な範囲のモニターがバーの中の数ヶ所に配置してあるというわけです。
しかしこれが意外にも充分かつ快適!広いところでペンライトを振りまくるもよし椅子についてゆっくりするもよし、全体の長さや出演人数の多さと噛み合っていて充実したライブが楽しめました。

主催の揚羽胡蝶さんがプレイリストを作ってくださっているとおり全て配信アーカイブを見返すことができます。
しかも本格的なライブと同じく現地の様子はカメラで(おおむね)出演者の皆さんにも伝わっていて会場の熱気を受け取ることができていたのです。一部の配信では現地の様子がワイプで出ています。ペンラ振ってる自分達の様子が自分達で知れちゃうんですね。あらやだ。

さらに会場では
・出演者さんの持ち寄った物販がある・プレミアムチケットとコラボドリンクにカンバッジ(ランダム)が付属する・何かすると何かもらえるシークレットクエスト・推しの出演者さん向けにシャンパンが入れられる
と、楽しめたり盛り上がったり交流が起こったりする様々な要素が仕掛けられていて、ただ歌枠をライブに仕立て上げているだけではない素敵なイベントになっていました。

主催の揚羽胡蝶さんから!
ペンラ振って飛び跳ねまくっても体を傷めないようにという親切心からまさかのラジオ体操で開始……この曲、スポーツイベントでないと使用許可が出ないのでこの歌枠リレーは半分スポーツイベントなんだそうですよ。もちろんこの後ちゃんと体操しておいてよかったと思うことになります。

もちろん体があったまった後は気分もガンガンあっためてくれます。そして「自分はバーチャルロックシンガーなのに同じ事務所の同僚はみんなリアルアイドル」という話から(なんでそうなってるんだろう?)、同じ事務所のParadox Riskさんの曲も。かっこよかったです!

バーチャルアイドルグループ「えのぐ」の日向奈央さん!今回はお一人でのご登場ということで4曲ともカバー、ロックシンガーの胡蝶さんからのバトンを受けつつ最後はかわいい曲でアイドルらしく。身のこなしも力強い歌声もいつも盤石です。

ワイプの現地が真緑だ……!運営体制の大きな変化もありましたが、オタクからの信頼が厚いのがいつも現地で感じられます。

猫目石ネモさん!あっ新衣装の現地ライブ見るの初めてだ。

レトロフューチャーみが増してるんですよ。
そのレトロフューチャーさを含めた本人の世界観や想いが詰まっていつつ幅広いオリジナル曲中心で、艶のある声の魅力を発揮していました。
そしてこの配信アーカイブでは現地の声は入っていないので分からないんですが、全曲コールがきっちり決まっていて、難しいコールを完璧に仕上げてきたネモ倶楽部の皆さんに驚きました。というかこれだけ難しいから練習配信やってたのか……。私も「NEMO」のコールは自信あるんですけどね!

詩白小白さん!自己紹介を聞くたびに忙しすぎるんじゃないかと心配になるんですがどうなんでしょう……全てのV健康であれ。キュートな歌声からの乾杯の音頭がルネッサ~ンス!(みんなだいたい1回ずつは乾杯してました。現地ではペンラをぶつけ合ってましたね)
「ETERNAL BLAZE」に合わせてペンラの色が黄色になったり最後の曲が「桃色の片想い」とこれも懐かしいものだったりと楽しかったですね。

未確認動物うまぴさん!思いのこもったオリジナル曲もこの場にぴったりのカバー曲も効果的に選曲してうまぴの思うアイドルの姿とアイドル現場の良さを描いていました。特に「Psyllium」は現地があってよかった……っていう気持ちになりますね。
……最後ももいろクローバーさんの「走れ!」が始まったとたんにトラッキングが固まって直立不動になるのは面白すぎますってw

動き出して僕の体
走れ!走れ!走れ!

ももいろクローバー(作詞:INFLAVA)「走れ!」

うまぴのコラボドリンクを頼んだらランダムのはずなのにうまぴのカンバッジが出ました。未確認動物研究所に包囲されている。

真綿スピカさん!朗らかな声になんだか独特な……懐かしいような……実家のような安心感というか……、

ためらってもダメだね

μ's(作詞:畑亜貴)「Snow halation」

はい、ニコニコで聞いたような選曲をお届けいただきましたね!バラライカ……歌枠ではたまにあるけど現地ではさすがに初めてかなあ……。まあネタになっていてもどれも良い曲ですからね!素敵でした!

星雨りまさん!歌枠リレーも大人数の対バンライブも初めてお見かけする実力者が尽きないのが恐ろしいですよねえ……。コールも自分からガンガン入れてくれてて、ストレートに元気で可愛かったです!
余談。「OIDEMASE!!~極楽~」ってコヨちゃん(けもVのコヨーテ)のしか聞いたことなかったので英語訛りじゃないのを聞いたのは初めてでしたね。謎のねじれ。

小純マアメさん!いつもよりぽやぽやの自己紹介かと思ったらすぐに「こずみっくあいどる」で最高の立ち上がり!
馴染のある素敵なかた、初見で驚かされるかた、色々なかたが出演されているなかでもやっぱり最推しが出てくると気持ちがもう一段、他では届かないところに持ち上がる感じがします。

かっこいい曲、ほんわかして可愛い曲、本人が元気づけられている前向きな曲と、けそたんに続いて今回もいっそうアイドルをやりきっていました。エンタス夏祭りやペペロンチーノ忘年会みたいなかましまくってたのが特殊すぎたのはそう。「この曲が好き!」っていう気持ちがダイレクトに伝わってきます。
最後はもちろん「Dreamers」!わーラスサビでUOの強烈な光でいっぱいになるのが配信にしっかり映ってる!今回も最高に楽しかったです!

プレミアムチケット分のカンバッジはなんと全員集合の絵柄でした。
そしてマアメさんのコラボドリンクの名前は「タイガー!ファイヤー!サイダー!」。……この本人らしすぎる名前もう二度と使えないのか……!?一応ちゃんとこの名前を呼んで注文してみましたがシークレットクエストはまた全然別でしたと。
このドリンクのぶんのカンバッジはまた別のかたの絵柄でしたがそれを元に他のかたとトレードさせていただけて、

無事マアメさんのを手に入れることができました!背景はプレミアムチケット特典!鳥のマーク付けてもらってますよ!

……白状すると現地ではマアメさんの後はだいたい燃え尽きて隅にいましたけどね。ぽやんと聞いていても皆さん素敵でしたからせっかくなので言及しましょうか。しましょうね。

天界ぷらねさん!はっちゃけた曲からシリアスな曲まで幅広く正統派にこなしてくれました!最後は「ファンサ」!
「普段は1時間半ヤギの物真似してる配信とかもしてるので」対バンライブや歌枠リレーではみんな多少ネコかぶるものとはいえまさかの方向性。

神崎メイサさん!例のアレで咳がまだ出る中、マウロスフロンティアの曲やコラボドリンクの名前の元になった「瑠璃色の地球」などでシャープで美しい歌声を披露してくださいました!さらに鈴木愛理さんの「最強の推し」でバトン!

バーチャルアイドルグループ「YUMEADO VANQUISH」のメンバー一条みりんさん!カバー曲もオリジナル曲もストレートな表現がまぶしい!動画ではなく配信にもかかわらず歌詞やエフェクトが表示される丁寧さも見えます。最後は本日2回目の「ファンサ」!

魔法少女826(バジル)さん!リズム天国の「ドキッ!こういうのが恋なの?」がこういうライブで出てくるの意外でしたが「かーーもねっ!ハイ!」がコールになるのが面白かったです。他にも楽しい曲をビシッと決めてくださいました。
最前の盛り上がりかたがなんだか826さん本人と親し気であったかかった(ように見えた)のが印象的でした。

箱乃なかみさん!……なんか当日競馬負けてきたらしいですよ。そのせいで「美少女無罪♡パイレーツ」のコールが「なかみは有罪!」になっちゃってました。そんな感じですけどお歌はガチです!実力派です!トリ前のバトンは「アイドル」!

トリは織姫はるかさん!

透明感があってくっきりした澄んだお声の魅力をしっとりした曲でも激しい曲でも発揮していました!長い一日のラストを飾るにふさわしい見事なパフォーマンスでした。楽しいコールのある明るいオリジナル曲「Only my world」で全体のフィナーレとなりました。

しかし実はおりはるさんの枠になると、長丁場で現地機材がへばってきたのか、現地のモニター・音響とも不通になり、はたまた現地カメラが止まっておりはるさんに現地映像が通じなくなりとトラブルが続出!

そこでモニター・音響の不通に際して最前のかたが大きめのスマホを素早く取り出しバーカウンターへ!
スマホの音量に合わせてコールの声をちょっと抑え、戦後のテレビさながらにスマホを取り囲んでなんとか復旧までつなぎました。スマホを出してくださったかたありがとう!
歌枠に対して私が抱いている「歌姫を車座になって囲んでいる」というイメージそのものの光景でした。

しかし復旧して本来の盛り上がりは取り戻されたものの、連鎖的に現地カメラが止まってしまいまいた。
本人に伝わらないのは惜しすぎるぜ!写真撮影・投稿可なんだから誰か……(「アフロ田中」の有名なワンシーン)あっ俺か!

少しはなんとかなりました。

出演者の皆さんに元気をもらい、スタッフさんだけでなく他の来場者さんも含めた現地の皆さんと温かい空間を分かち合い、とても良いイベントでした。

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