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文豪の始祖鳥、出展内容を解説する
博物ふぇすてぃばる!6の新刊2つが印刷所から届きました。
ちなみに博物ふぇす公式でも出展者紹介ページがあるんですが、改めて詳細をご案内しておきましょう。
「古生物飼育連作短編小説 Lv100」については最初の記事でご紹介したとおり、「古生物を化石から蘇らせる技術が普及していると想定して、飼育法を考察し、その実践の様子を小説にしたもの」です。
第八集の収録内容は下記の画像のとおりです。
「化石と生き物は地域の宝」と記したとおり、今回は地域と動物園・水族館の関係に着目しています。
順に ・リョコウバト ・主にユタラプトル ・フクイラプトルとフクイサウルス ・主にヘリコプリオンとクラドセラケ ・ヒップリテスとイソロフス…って書いても誰も分からないので、厚歯二枚貝というなんだか円柱状の二枚貝と座ヒトデというなんだかボタン状の生き物 ・銚子で発掘されたアンモナイトの近縁種 ・主にイクチオステガと2千万年前のオオサンショウウオの近縁種 が登場します。
今回は前のお話とのつながりもないですしバランスも比較的良く、毎回のことですが第八集から読み始めていただいても問題ありません。
サイトまたはカクヨムでお試しいただけますのでそちらもご参照ください。第五十七話~第六十三話を収録しています。
もちろん既刊も持ち込みますが、特におすすめの新刊以外から選んでいただくのはなかなか負担ですので今回は既刊は少なめです。迷ったら新刊……それでいいじゃないの……。
もう一方のシングルコレクションとかいうのは基本的にはコラム集です。今までに書いたコラムと初めて小説を書いたときの作品を収録しています。
パールビートルというのはその初作品「プラネタリウム・カフェ」に出てくるギミックというか架空の昆虫の名です。劇中の諸悪の根源なんですけどね。
「プラネタリウム・カフェ」では実のところその昆虫はそんなに出てこないんですが、2~4が全部昆虫および昆虫大学がらみなので実質半分以上昆虫ですね。こちらはこれまでに私の本をお読みくださってきたかたにおすすめです。
「Lv100」第一~第八集、バックヤードツアーガイドブック(考察内容のまとめ本)、シングルコレクション、全て文庫サイズで500円です。
なお文庫サイズということでブックカバーもあります。それがこちら。
アンチ象牙利用マテリアル・チタン合金を使用した印鑑を捺印したブックカバーです。象牙ダメゼッタイ。
本を1冊買おうと10冊買おうと全部に付けて100円です。
この他にアンモナイトカンバッジ4種があり、これも1つ100円です。
本以外のグッズの売り上げは、動物園や水族館によくあるコウテイペンギンの募金箱に募金します。これは日本動物園水族館協会の野生動物保護基金になるのです。
さあどれが本物かな?
というわけで、7/20~21に博物ふぇすてぃばる会場で、よろしくお願いいたします。
4本中3本の記事が宣伝となったので、次は宣伝でも何でもない与太話とします。
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