神保町ヴンダーカンマー2020ですよ
縦長の写真多めでスクロールが長くなってしまいますが。
神保町交差点から少しだけ離れた「奥野かるた店」で毎年開かれている博物系作品の展示即売会、というよりギャラリーイベントが「神保町ヴンダーカンマー」なのですが。
去年見に行ったときのの記事は7月になっていますね。本来は7月のイベントなのですが、やはり今年は混乱と遅れを避けられなかったのです。割と密になりやすい会場ですし。
それでも入場を予約制にすることで今年も何とか開催できたということで昨日(7日)に行ってまいりました。
ショーウィンドウに揃う5種の福井の恐竜達。
ポスターに用いられているイラストの中央に座っているのが、プロデューサーであるとされる謎の紳士・ヴォルフラム伯です。
わあ、デイノケイルスの骨格!去年の恐竜博(このとき↓)以来!なおトップのは尾に新復元が取り入れられたスピノサウルスです。
こっちにはアノマロカリスのほぼ実物大の折り紙……さかさまになって頭部の丸い甲羅を見せてくれています!
路上博物館さんが3Dプリントした骨格標本のコーナーをよく見ますと、
奥からライオン・ジャイアントパンダ・ツキノワグマという並び。ジャイアントパンダはタケを消化するのにあんまり適応していないっていう話がここのところよく話題になりますけど、頭骨は(それからここにない手の骨格も)食事の大半を植物に頼るツキノワグマと比べても一層タケを噛みちぎってすり潰すのに適応しています。
神保町の秋の日を浴びるヴォルフラム伯。
雨ノ宮一紀さんの彫刻。花びらもすでに役目を終えて生命を失っているものだというところは、この弔われている髑髏と変わらないなあ。
山崎りょうさんの革製フィギュア。不思議と存在感があるのは素材が動物由来だから?
星雲賞受賞マンガ家(なんだかすごさが伝わらないって嘆かれていたので強調)の久正人先生による新作Tシャツの原画。あとでVR会場のリンクも掲載するので完成したTシャツをご確認ください。同人誌もいいですよ~。
ポスターのイラストも担当されている小田隆先生の実物大ヴェロキラプトルです!微妙に大きさが伝わらない写真ですが、かえって実際に見ていただきたいとお勧めする上ではよかったのかも……。圧倒的な存在感です。
細かいグッズの写真はないですが、お求め安い品物も色々とあるのでご安心を。
例年よりやや出展数が少ないのですがワークショップも含めてきっちり開催していますし、大型作品に圧倒されつつその雰囲気やデザインを持ち帰る喜びは変わりませんでした!
それに今年は下記リンクでお読みの皆様にお勧めもしやすいのです。
23日までですので、無理のない範囲でご検討を。
お迎えした品々です。……もちろん、神保町という土地柄、会場以外でも追い散財をしでかしています……。
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