見出し画像

誤凍結は解けましたが謎は解けませんね

いろんなことがあったけど
みんなもとに戻っていく
ここにいれば大丈夫だと信じてた

水槽の熱帯魚から
離れられなくなっていた
僕が僕でいられないような
気がしてたのに

スピッツ(作詞:草野正宗)「ヒバリのこころ」より

いやまあヘッダ画像のほうがよっぽど謎だよと思われるかもしれませんが。

私のTwitterのアカウント(@M_A_F_)の2月3日以来の誤凍結が本日未明に解除されました。Twitter運営からの連絡はなしに、です。

つまりタイトルの「謎」とは、まず「なぜ凍結されたのか」ということです。
スパム判定AIの誤動作だということは分かっていますが、何がどう誤判定されたのかということは全く知らされていません。「マシュマロの自動募集ツイートを設定していたから」というのは、結局は憶測の域を出ないのです。

そして、「なぜ凍結解除されたのか」。これもまた分からないのです。
たくさん異議申し立てはしましたがそれがどのくらい適切に処理されたのか、通常と異なるフォームから異議申し立てを行ったのは関係があるのかないのか。
一旦届いた「凍結解除しない」というメールはなんだったのか。なぜいくらかのかたは同じ日に誤凍結されてもっと早く解除されたのか。
解除されたのは異議申し立てが「単にあった」からなのか「きちんと読まれた」からなのか、それとも、同時に誤凍結解除されたかたがたくさんいらっしゃることが示唆しているとおり、大量に自動的に誤凍結されて大量に自動的に解除されただけなのか。

ひいては、「これから先同じことが起こるのか起こらないのか」。
一旦誤凍結が解除されて再度誤凍結されたかたがいらっしゃることが見通しを暗くしています。

せっかく誤凍結が解除されてはれて自由にTwitterを使えるようになったのになんだか暗いなとお思いかもしれませんが、前々から(私のプロフィールに固定された最初の記事の冒頭ですでに書いているとおり)抱いていたTwitter運営への不信感が1ヶ月半の誤凍結期間ですっかり裏付けられてしまったということです。

それでもTwitterが独占している情報と交流は大変貴重なものです。13年間もTwitterを使ってきたのですからなおさらです。今日再びツイートができるようになりリプライが受け取れるようになって、たくさんの温かいお言葉をいただき、重要な情報を目にすることができて、そのことを再認識しました。

だからこそ、まともな運営が行われていないことに対する問題意識がいっそう強まっているのです。

1ヶ月半Twitter(の検索等以外)から強制的に距離を置かれていたのはかえってよかった面もあるのかもしれません。この期間、私はnoteを読み漁って知らない世界に触れ、Instagramで動植物の写真や古生物のイラストを眺め、くるっぷで愚痴り、Misskey.ioでヘッダ画像のようなおふざけに興じながらやたら細かい絵文字をやりとりしていました。

Twitterが集約型SNSであるのに対してMisskeyやマストドンは分散型SNSであると言われます。それは構造上の区分ですが、機能的にもTwitterは集約的すぎるかもしれません。全てTwitterで済むように思えてしまうのです。

そうすると、「ネット上での自分」と「Twitterのアカウント」まで集約されてしまいそうになります。これは、今回のようなことがあったときは特に、危険なことです。

しかし試してみるとそれぞれのSNSに明らかな利点があります。上記の使い分けは全てその利点に沿ったものです。これを放棄する手はありません。
これからは、あまりに集約的なTwitterが使える状態にあってもネット上の行動を分散させ、それらの中心にある自分を保っていられるかどうかを試していくつもりです。
なにしろ、Twitterのアカウントが私なのではなく、動水博を見に行ったり小説を書いたりイベントに出展したりしているのが私なのですから。

さて、各SNSのうちnoteの利点のひとつは、こうして長文で物事を説明できることです。今まだ説明したいもののストック……カエルクリエイターズフェスタの次の日にアクアトトぎふを見たことについて書きたいところですが、なんだかんだいって恐竜博2023の予約が明日に迫ってしまいました。そちらのほうが速報性があるのでそちらを優先することになります。

私自身の見学で見えた物事の開陳を、またしばらくお待ちいただければ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?