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数えて寝る

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寝る前の習慣「化石または古生物を数えて寝る」について。Twitter誤凍結以前は常設展示をTwitterで数えていましたが、誤凍結中などTwitterが使えないときは特別展の展示…
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2023年2月の記事一覧

2013年「たまがわ恐竜大図鑑展」の"サイカニア"(二子玉川の高島屋で開かれた展ですね…この"サイカニア"は長年良い全身骨格だと言われていましたが実は首から後ろが別の鎧竜だったそうで、今度の恐竜博のズールのありがたみが増しますね)を数えて寝ます。おやすみなさい

福井県立恐竜博物館の2018年「獣脚類」展のティアニュラプトル(これも肘を曲げたまま化石化していますね。夕方紹介した研究のとおり前翼膜があったのでしょう)を数えて寝ます。おやすみなさい

群馬県立自然史博物館の「緊急展示!太古の群馬にいた「飛ばない」ハクチョウの仲間アンナカキグナAnnakacygna(新属新種)」のアンナカコバネハクチョウことアンナカキグナ・ハジメイ(これと実物化石のみだったので特別展の題だけで説明が終わりましたね)を数えて寝ます。おやすみなさい

国立科学博物館の2018年「化石の日記念ニッポニテス展」のリュウエラ(昼にニッポニテスのことをつぶやきましたが、アンモナイトの中でニッポニテスだけがぐねんぐねんなのではなくリュウエラも似た形をしています)を数えて寝ます。おやすみなさい

国立科学博物館で今週末まで開催されている「ワイルドファイヤー」展のチャコール化したラウラントゥスの拡大復元模型(野火は植物の歴史のかなり初期から自然に発生していて、植物自身の進化にも微細な構造を保った化石の保存にも深く関わっているという内容でした)を数えて寝ます。おやすみなさい

名古屋市科学館の2012年「OCEAN!海はモンスターでいっぱい」展のメソダーモケリス(うーんすごく前。オサガメ科の一種です。テレビの取材にここまででいいから一番よかったのはと聞かれたのをつっぱねた直後にこの一番珍しい化石があったといういい思い出)を数えて寝ます。おやすみなさい

群馬県立自然史博物館の2018年「化石動物園」展のスミロドン・ポプラトル頭骨(代表的なサーベルタイガーの中でも大きい種です。世界ネコの日ですがサーベルタイガー(マカイロドゥス亜科)はギリギリネコ科に含まれます)を数えて寝ます。おやすみなさい

葛生化石館の2014年「単弓類ってしってる?」展のトリナクソドン(単弓類っていうのは爬虫類とは別の系統で哺乳類につながる動物ですね。爬虫類じみた特徴と哺乳類っぽい特徴が示されてるのが面白いので珍しく画像編集しました)を数えて寝ます。おやすみなさい

茨城県自然博物館の2017年「アンモナイト・ワールド」展のアリエティテスとオウムガイ類(右がアンモナイトのアリエティテス。今回特にオウムガイ類は出ませんでしたけども)を数えて寝ます。おやすみなさい

国立科学博物館の2014年「太古の哺乳類展」のアロプトックス(母岩の右寄りに凹字型の下顎が埋まっています。これももう9年前の新種か…)を数えて寝ます。おやすみなさい

名古屋市科学館の2016年「恐竜・化石研究所」展のカシュプリテス(アンモナイトですが、アンモナイトが宝石化した「アンモライト」ならよく見ていてもこんなメタリックブルーのアンモナイトは他にはめったにないです)を数えて寝ます。おやすみなさい

2017年「ギガ恐竜展」のティポトラックス(鎧竜のように見えますが恐竜類ではなくワニに近い系統の植物食動物です。このときはなんだかこういう変わった珍しいものがたくさん集まっていました)を数えて寝ます。おやすみなさい

国立科学博物館の2021年「大地のハンター」展のベールゼブフォ(この特別展の記事は書いたのでした。繊細で断片的な化石も3Dプリンターで復元されるようになり見応えが増してきました)を数えて寝ます。おやすみなさい

2013年「マンモス「YUKA」」展の「ケマンモス」ことマンムトゥス・プリミゲニウス(もう10年前か……。このときにゾウの骨格の正面に立って鼻で頭を触られることを想像してぞわっとするという味わいかたを編み出したのでした。おすすめです)を数えて寝ます。おやすみなさい