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【週末のバロック】トレッリの『トランペット協奏曲』
【今日のバロック】
九條です。
週末の夜のひとときを、優雅なバロック音楽でお楽しみいただければ嬉しく思います。^_^
今日ご紹介する曲は、ジュゼッペ・トレッリ(1658〜1709年/イタリア)の『トランペット協奏曲』です。
トレッリは、ヴィヴァルディとほぼ同じ時期に同じイタリアで活躍していた作曲家ですが、現代ではヴィヴァルディがあまりにも有名になりすぎたため、トレッリは少しマイナーな存在となっています。
当時のトランペット(バロック・トランペット)は、現代のトランペットのようなピストン・バルブは付いていなくて、音域も狭く、演奏するには大変難しい楽器だったようです。
今日ご紹介する演奏は、そのようなバロック・トランペットを用いた正統派の演奏です。
【作曲者】
ジュゼッペ・トレッリ(1658〜1709年/イタリア)
【収録アルバム】
不明(なし?)
【お聴きいただく曲】
『トランペット協奏曲』ニ長調(7分09秒)
【ポイント】
トレッリはヴィヴァルディと同じく、当時ヴァイオリンの名手としても名を馳せていた人だったのですが、トランペットにも非常に造詣が深くてトランペットのための曲もいくつも残しています。
今日ご紹介する『トランペット協奏曲』は、イタリア・バロックの音楽らしい、明るく穏やかな曲です。私が好きな曲のひとつです。
ジュゼッペ・トレッリ作
『トランペット協奏曲』ニ長調(7分09秒)
それでは皆さま、佳き週末の夜、そして明日は素敵な日曜日をお過ごしください。^_^
※この『週末バロック』のシリーズは毎週土曜日の夕方か夜に投稿する予定です。
©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
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