![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128304525/rectangle_large_type_2_0d94e744dd3d74fd377fb628aa9daa02.jpeg?width=1200)
【週末のバロック】テレマンの『フルート協奏曲』
【今日のバロック】
九條です。
週末の夜のひとときを、優雅なバロック音楽でお楽しみいただければ嬉しく思います。^_^
今日ご紹介する曲は、テレマン(1681〜1747年/ドイツ)の『フルート協奏曲』です。
彼が作曲した曲数は現在確認されているだけで3,600曲以上もあり、多作家として知られるヴィヴァルディが800曲以上(未確認・未整理の曲がまだ多数あり)、バッハは約1,100曲、ヘンデルが約800曲ということからしても、群を抜いていると思います。
【作曲者】
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681〜1767年/ドイツ)
【収録アルバム】
不明
【お聴きいただく曲】
『フルート協奏曲』ニ長調 TWV 51:D1 第1楽章(4分36秒)
【ポイント】
とても穏やかで牧歌的な曲です。バロック時代には今のような金属製のフルートはまだ発明されていなくて、当時はフルートと言えば木製の笛(今で言うリコーダー)でした。
今回ご紹介する録音も、当時の演奏に忠実に木製のフルート(現在の木製リコーダー)を用いて演奏されています。ヴァイオリンの合奏や通奏低音としてのチェンバロの響きも美しくて、私が好きな曲のひとつです。^_^
ゲオルク・フィリップ・テレマン作
『フルート協奏曲』ニ長調 TWV 51:D1 第1楽章(4分36秒)
それでは皆さま、佳き週末の夜、そして明日は素敵な日曜日をお過ごしください。^_^
※この『週末バロック』のシリーズは毎週土曜日の夕方か夜に投稿する予定です。
©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
剽窃・無断引用・無断転載等を禁じます。