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【週末のバロック】J.S.バッハの「G線上のアリア」

【今日のバロック】

九條です。

週末の夜のひとときを、優雅なバロック音楽でお楽しみ頂ければ嬉しく思います。^_^

今日ご紹介する曲は、J.S.バッハ(1685〜1750年)の『管弦楽組曲第3番』のなかから短い1曲「エール」(「G線上のアリア」として有名な曲)をご紹介いたします。

この曲は、もともとは上記のように『管弦楽組曲第3番』の中の1曲「エール」として作曲されたもので、チェンバロを伴う小編成の複数の楽器によって演奏されていた曲です。

しかし後にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴィルヘルミ(1845〜1901年)が、ピアノの伴奏によるヴァイオリン独奏曲『G線上のアリア』として編曲して世界的に有名になりました。誰もが1度は聞いたことがおありの曲だと思います。


【作曲者】
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685〜1750年/ドイツ)

【収録アルバム】
『管弦楽組曲第3番』ニ長調 BWV1068 (1717年〜1723年頃作曲)より

【お聴きいただく曲】
第2曲「エール」 (5分16秒)

【ポイント】
「G線上のアリア」として世界的に有名な曲です。

今回はバッハの原曲に忠実な、チェンバロを用いた正統派の『管弦楽組曲』としての演奏をお聴きいただきたいと思います。

美しく憂いを含んだ、しっとりとした名曲だと思います。^_^


ヨハン・セバスティアン・バッハ作
『管弦楽組曲第3番』ニ長調 BWV1068 より第2曲「エール」(5分16秒)


それでは皆さま、佳き週末の夜、そして明日は素敵な日曜日をお過ごしください。^_^

※この『週末バロック』のシリーズは毎週土曜日の夕方か夜に投稿する予定です。

©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
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