逃げ出したかった頃の詩
泡になってしまいたい
いっそ遠くに消えてしまいたい
ここから飛んだらどうなるのか
この箱から逃げ出したい
苦しい心を取り出してあげたい
進めば進むほど重くなるだけの道
それなら進まなくても同じ
でも、そんなことはできなくて
あの子と笑ってたあの日とか
頑張ろうと決意したあの時とか
無数の光が私を引き戻す
嫌で嫌で
でもどこかでそれを求めてる
ここから私を連れ出して
ここから私も救い出して
泡になってしまいたい
風のように遠くに吹かれたい
そう思いながらも
コンクリートを見つめる
日々は続く