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75年生まれ やまだ・はなこ

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40代。日本に生きる女の日々。雑多な暮らしを書くだけのものです。 ※タイトルは何かをオマージュしておりますがそういうものではありません
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2019年11月の記事一覧

「ママに見えない」と言われてうれしいって言う人が考えている"ママ"ってどんな"ママ"なのかなって話

某ファッション誌のコピーで数年前話題になったのが "ママに見えない"が最高の褒め言葉♡ まあこの話題なんて今さらなんですが、先ほどつけっぱなしのテレビを見ていたら街頭インタビューに出ていた綺麗な女性を見てスタジオの方が 「お子さんがいるとは思えない」 「ママとは驚き」 のコメントを連呼していたので、思い出したのでした。 ママに見えない、という言葉の裏には、明確な"ママ"像が隠れているわけで、ママに見えない、が褒め言葉として用いられているとしたら、その人たちが想像す

「秘密のケンミンショー」と最近の「今夜くらべてみました」に共通して思うこと

スマホを見ていてもテレビはつけっぱなしにしてしまう、世代なのか性格なのか…。 先日、日テレの「今夜くらべてみました」は福岡特集でした。最近、北関東の各県について出身者が出て語るような会、多いですよね。その福岡版です。 定番の福岡の住環境、食、美女などの自慢が続いた後、鶏めしという炊き込みご飯が出てきました。出演者のみなさんが召し上がって、美味しい!美味しい! を連呼。 …おや? わたしが見ている番組は「秘密のケンミンショーだったかしら?と錯覚しました。 こういう企画が

だいじょうぶですか?の使い方

業務でバタバタしていて、お昼に出そびれていままさに遅めのご飯を食べているところです。正確にはどうでもいいことですが、遅めの蕎麦です。 2時ごろ、お昼から戻ってきた同僚の女の子が 「え、もしかしてお昼まだですか!? だいじょうぶですか?」 と言いました。おそらく気を遣って言ったのだろうけど、まずなにがだいじょうぶなのか主語もないし、もしわたしの腹具合であればだいじょうぶだからお昼を遅らせているのであって、答えはだいじょうぶ。しかないのですよね。 この上っ面の会話を交わし

たとえ勝てはしないゲームでもどうにかなるの

絶対に負けられない戦いがそこにはある というキャッチコピーが苦手。 精神論。 逃げ道がない。 戦士みたい。 呪いみたい。 で、実際そういってさんざんっぱらあおったサッカーの試合、負けてますけど? 負けられない戦いに負けてますけど? タイトルはユニコーンの「おかしな2人」の歌詞です。 たとえ勝てはしないゲームでもどうにかなるの わたしは中学生の時にこの歌に出会い、本当にそうだなと思いました。おかげで勝負にはあまり関心がなく、努力はしないほうの人間になってしまい

これからの「毛」の話をしよう

知り合いの40代既婚女性が 「鼻の下からぜんぶ脱毛することにしたんだ」 と唐突に言いました。 40代にもなると、毛のある部分を誰かに見られるという機会は若い時より少なくなり、多少の気の緩みすら出てお手入れを怠ることもあるのも事実ですが、だからこそなぜいま!?と思いました。 理由を訪ねてみると 「老後のため」 最近、そういった理由で脱毛する中年も多いとか。老眼で見えなくなって、口ひげがうっすら生えた自分の顔(たぶん自分ではそれすら見えてないという現実)…確かに想像す

40代未婚でブライダルチェックを受けたいと話したら…

無知を晒してお恥ずかしい限りなのですが、不妊治療補助金に年齢制限があるのを数年前に知りました。 それは自身がその年齢、42歳になる一年ほど前でした。いまのパートナーとお付き合いを始めたのは40歳。彼はわたしの6つ上です。彼も子供に関して前向きな発言をしていました。 そこでふと、妊娠できるのか?と不安になりました。毎月、生理はそれなりに来ています。でも把握しているのは生理日くらいで基礎体温はもう何年もつけていませんでした。 付き合って半年が経った頃、することはしているにも

女は常に人体実験をしているようなもの

血液クレンジングの話が話題になりました。ステマかどうかはさておき、わたしは常々、女は効くかどうかは分からなくてもいろんなことを試す、小さな人体実験を延々としているようなもんだなぁ、と思っていました。女は、というのは語弊があるかもしれません、自分自身が、ですね。 まあ人体実験といっても小さなことです。Aのメイク下地が人気と言えば試し、Bのチークが良いと聞けば試し…いろんなものを日々試しています。 もちろん時には肌荒れすることもあります。傷つきながらも実験をやめないのです。な

田舎で暮らすということ その2

東京から地元の田舎に戻り、もう8年になります。 環境も良く人は多すぎず、暮らしやすいのは事実ですが、少しだけ不便なこともあります。今回は、病院問題です。 わたしは市内でもかなり中心地に住んでいます。そのためGoogleMapで検索すると、歯医者、耳鼻科、内科、だいたいのものは近くにあります。しかしそれを選ぶ時の基準はとても難しい…なぜならば、都会では良くも悪くも集まるネットの口コミサイトはほぼ機能していないのです。 当然これはグルメ系の話でも言えますが、グルメに関しては

夢の国はどこ?

ディズニーランドは夢の国。 誰が言ったことなのだか知らないけれど、そこは夢の国。そしてみんな大好きですね。好きですか? 好きですよね?ディズニー。という圧がすごい世の中で、ひねくれたいわけではないのですがわたしはあまり縁がなく… ちょっとことばを選んでしまいました。ディズニー界隈すべてに対し、特に興味がないのです。言論の自由がこんなにも主張されている中で、なんだかそれは言いづらいこと、これも忖度でしょうか。いえ、わたしの保身です。 そう言った理由でふだんはあえて言わない

めでたくない誕生日なんか一生来ない

◯代になると誕生日なんてうれしくない、という風潮、◯に入る数字は人それぞれかと思いますが、女性だと30を入れる人が多そうですね。 というかコレ、よく考えたらそもそも男性の言葉としてあまり聞きませんね。女は若いほうがいい、という長く長く日本人に刷り込まれた価値観からでしょうか。 会社の同僚の女性で頑なに年齢を教えてくれない人がいました。わたしより少し上かな、という方でしたが、いつもヒールを履いてふんわりしたスカート、パンツは履きませんがスタイルが悪いわけではなく、中年太りな

夏の日の1993

高校3年生の夏、わたしはアルバイトを始めた。年齢で言うと17歳だった。 人生ではじめてのアルバイトはファーストフードショップ。 はじめての「いらっしゃいませ」は声がまったく出せず、初日のわたしに命じられたのは奥でサラダを50こ作る、という仕事だった。 一緒に入った友達は、初日から表でオーダーをとっていた。少し斜にかまえ内弁慶な活発さしか持ち得ないわたしに比べ、友達はストレートに活発な子だった。 大きな差がそこでついたであろうことは今なら分かるが、その時のわたしは働いて

わたしはテレビっ子

「水曜日のダウンタウン」のクロちゃんアイドルプロデュース企画を観ました。 ヒドいもんですね。 クロちゃんが気持ち悪いというより、女の子たちが気の毒で見てられませんでした。 ヤラセかどうかはどっちでもいいのだけど、女の子たちはどうにかして夢を叶えたいのだろうにあんなことやっているのがなんだかやりきれない感じでした。 あと先日のロンドンハーツでやっていた自分を慕っている後輩をあげ、その後輩にも慕っている先輩をきいて、相思相愛かを確認するという企画。 単純に疑問でした、ア

鳩が幸せななにかであるのは世界共通?

フランスでは"鳩の子どもを見ると幸せになれる"という言い伝えがあるとかないとか。 そんくらい鳩の産卵は秘かに行われている、とかなんとか。 ↑昔、YUKIのエッセイで読んだことあるのだけど、ウラはとれていません だいぶ前ですが、うちの隣のマンション(壁まで30㎝くらい)の壁に鳩の巣がつくられ、子どもが生まれていました。 鳩の子…茶色なんですね…。 というのはさておき、この写真を撮って数日後のある日、空気の入れ替えで窓を開けたらバタバタと親鳩がエサをやりにきていて、その羽

田舎で暮らすということ その1

タイトルをその1にしたのは、これからいくつも書けそうだと思うからです。 田舎移住を考えている人は、こういった記事をたくさん読まれているでしょう。 メリットもデメリットも実際あります。 現実は想像より驚くことが多い、こんなはずじゃなかった体験なんて耳がタコになるほど目がイカになるほどに見て、もはや手垢がつきまくっている話かもしれませんが 田舎に生まれ育ち東京で暮らし、田舎のことをよく理解したうえで、このオールインターネット時代に暮らすには田舎でもそう不便はあるまい、と考