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『部活運営ってどうすればいいの?』そんな部長(キャプテン)さんに向けた情報の塊《思考編》

日本中の部長(キャプテン)の皆さんこんにちは!
マンゾーです!! 
※Twitter ⇒ (@m4nzho)

・部長(キャプテン)を任されたけど、自分には務まる自信がない。
・部長(キャプテン)を任されたのはいいけど、どうすればいいのかわからない。
・部長(キャプテン)として頑張ってるんだけど、なかなか思ったようにチームがまとまらない。

という悩みを抱えている方に向けて、解説します。

結論から言うと、いい部長(キャプテン)になりたいならポジティブシンキング&学び続けることです!
学び続けることは学校で先生にさんざん言われていると思うので、本書では私の得意分野でもあるポジティブシンキングについて解説していきます。

<ポジティブシンキングとは?>
Positive Thinking(積極思考)のことで、前向きに物事を捉えることでうまくいくという考え方です。
行動の種であり、かなめでもあるポジティブシンキングは、部活全体を動かさなければいけない部長(キャプテン)にとって、なくてはならない考え方です。
部活運営について何を勉強すればいいかわからない!という方はまずポジティブシンキングを理解することから始めるのをオススメします。

先に確認だけしておきますが、本書を読んだからといって、全国大会で優勝したり目標に到達すると言っているわけではありません。
あくまでも「部長(キャプテン)としてどうすべきか」が本題です。
本書の内容を踏まえて、学び考え行動してから、結果が目に見えるものになってきます。

また、この記事は「うまく部活運営をしていきたい」という方向けのもので、部活運営に必要な思考について解説します。

部活運営のための具体的な行動については、別の記事にて《実践編》という形で解説しますので、本書では解説していません。

さらに本書は、いくつものチームを全国大会で優勝させたりしているコーチのような難しい内容…というよりかは、実際に現場で部活運営に悩んでいる部長(キャプテン)さんに向けて、高校で運動部の部長を務めてきた私が、実際の経験をもとにわかりやすく解説しています。

本書を最後まで読んでいただければ、必ずあなたの部活ライフが最高のものになることをお約束しますので、少しお時間いただけたらと思います!

※ちなみにTwitterにてDMをいただければ、部活運営について個別にコンサルさせていただこうと思いますので、ぜひお気軽にご連絡ください!!
ちょっとした悩みでも大歓迎ですよ!!

部長(キャプテン)にとって大切なことは部室に行く前から始まっています。

今回は、部長(キャプテン)としてどんな心持ちで部活運営をしていけばいいのか、またその心持ちになるためにはどうすればいいのか、私の知っている限りの全てをお教えします。

そもそも…

そもそも部長(キャプテン)の考え方であったり、行動であったりは、いくら調べてもなかなか出てこないですよね。
私自身、部活運営で行き詰まったときにたくさん調べたのですが、自分の知りたい情報ってなかなか無くって、大変でした。

そこでたどり着いたのが、読書で情報収集をすることでした。
心理学やコミュニケーションについての本を幅広く読みましたが、「なんとなくいい部活運営というものがわかってきたな~」という頃には、もう引退となってしまって、「もっと早く知りたっかた…」と思うことはたくさんありました。

なので、今部活運営で悩みを抱えている部長(キャプテン)さんには、ぜひ読んでいただきたい記事になっています。
私と同じように、引退してから「知ってたらやってた~…」とならないように、活用していただきたいです!


ここから本題

部長(キャプテン)さんがポジティブシンキングでいることのメリット・デメリットについて、小分けにして解説していきます!
さらに後半では、「どうやってポジティブシンキングを持つのか」まで具体的にお教えしますね!

メリット①
すぐ行動に移せる

ポジティブな思考を持つと「いける!」「できる!」と思えるようになります。
そうすることで、小さなことでクヨクヨせず、思い切って行動に移すことができるんですね。

部内で何か新しいことを始める、または高い目標を掲げてみんなで頑張っていく。そんなときには周りの誰よりも率先して行動することができ、それによって信頼も得られます。
そんなあなたを見て「あの部長やるなぁ!」「自分も頑張らなくちゃ!」そう思う人も出てくるでしょう。
そうしてまた次の行動にも繋がっていくんですね!


メリット②
モチベーション高く努力し続けられる

ポジティブな思考を持つと「いける!」「できる!」と思えるようになると先ほどもお話ししましたが、それが継続するんです!
新しいことに取り組む前だけでなく、取り組んでいる最中も「いける!」「できる!」という思考でい続けられるわけですね。

考えてみてください。新しいことに挑戦したら、たとえうまくいかなかったとしてもやる気と自信をもって努力し続けられるんですよ?
ワクワクしてきませんか?!
思考一つで結果が変わってくるのは当然ですよね!!


メリット③
成功を引き寄せる

先ほどのモチベーションの話とも少しかぶりますが、努力し続けられるので成功に近づきます。単純ですね。

そして引き寄せると書いたのにもちゃんと理由があります。
「引き寄せの法則」というのを聞いたことがあるかと思います。
笑顔の人の周りには笑顔の人が集まる・お金はお金に集まる
このように仲間は自然と集まってくるということを指すのですが、「成功」も集まってくるんです。

よく「何事も積み重ねが大事!」なんて言われますが、それは成功するための積み重ねだけではなく、成功そのものも積み重ねるということなんですね。

成功を積み重ねることができれば自信に繋がり、次のチャレンジのときにはよりポジティブな思考で取り組めます。そしたらまた成功する。
この成功のループを作ることができれば最強ですよね!


メリット④
ポジティブが人に連鎖する

これは引き寄せの法則とは少し違って、ポジティブな思考は周りの人の思考にまで影響するということです。
部活で言えば、部長(キャプテン)の思考に部員の思考がついてくると思ってもらって大丈夫です。

なんでも前向きに物事を考え、行動する。すると自然とポジティブなオーラが出て、周りにもポジティブが連鎖するんです。

ここまで来ればあなたのチームはもう大丈夫。全員で高い目標に向かって団結し努力できるチームになっています!!


メリット⑤
応援してくれる人が増える

ここまで読んでいただけているのならもうお分かりかと思いますが、こういうポジティブな人は周りから慕われ、応援されます。
応援されているチームは強いです。とにかくエネルギーが違います。

強いチームが応援されているのではなく、応援されているチームが強くなるんです!
結果が後からついてくるのにはこういう理由があったんですね。

ここまで5つのメリットを見てきて、「ポジティブシンキング最強じゃん!」と思ったのではないでしょうか?

ただ、ポジティブシンキングにも気を付けなければいけないことがあるので、デメリットとして解説していきます。

デメリット①
リスクに気づきにくい

前向きにものごとを捉えることで、すぐ行動には移せるのですが、自信過剰になりすぎる場合があります。

私自身がこれをよくやっていまして、やってしまってから「あっ!」っていうことが良くありましたね(笑)

こうならないように、あなたにはリスクヘッジ(リスクを事前に予測し対策すること)をしっかりと行っていただきたいと思います。

以前、メンタルマネージメントセミナーを受けたときに、講師の方が「何事も自信を持って取り組むのはいいけれども、理想と現実はしっかりと分けて考えなきゃいけない」とおっしゃっていました。
つまり、このチャレンジを行うことでどんなメリットがあって、どんなデメリットがあって、うまくいかなかったときにはどういう影響があるのかをまずはしっかりと予想しておくことが重要です。

それを踏まえたうえで「いける!」「できる!」という思考に持っていきましょう。
思考にも順序があるということですね。

デメリット②
周りから変な目で見られる

メリット⑤の「応援してくれる人が増える」と矛盾しているようですが、これは短期・長期の違いです。

最初は変な目で見られるけれど、継続して頑張っていれば必ず応援してくれる人が集まってくるということです。

結局普通の人じゃ組織のトップって務まらないと思うんですよ。
普通がいけないと言っているのではなく、周りと比べ物にならないくらいポジティブな思考を持って努力している人は、もはや変人だと言っているんです。

大丈夫です!私も変人扱いされていましたので(笑)
そこで折れていたらいけません!

さぁ、ここまで本書を読んだあなたはおそらく
「ポジティブシンキングの重要性は分かった。ただどうやったらポジティブシンキングを持てるんだ?!」
そう思っていることでしょう。

大丈夫です!!
ここからは、【ポジティブシンキングなんて持っておらず、むしろ「自分にはできない…。」なんていつも考えていた私】が、ポジティブシンキングを持てるようになった方法を解説していきます。

私がポジティブシンキングを持った方法

まずポジティブシンキングは考え方の一つですが、人の考えの前には「感情」というものがあります。

嫌な言葉を言われてムカつく(感情)⇒ 言い返すことで嫌だという気持ちを伝えよう(思考)
食べたスイーツがおいしい(感情)⇒ 誰かに共有しよう(思考)

このように、人は(感情)⇒(思考)の順でアクションに移ります。感情が変化すると、行動も変化するということですね。
ですので、ここでは行動の根源である(感情)のコントロールについて解説します。
あくまでも「感情」と「思考」は別物として捉えてください。

そして今から解説する内容は、人間の脳の仕組みを利用してポジティブシンキングを持つ方法なので、実践することで誰でも変わることができます。

ポジティブシンキングを持つには
① 表情の力
② 言葉の力
この二つの力が必要です!

では解説していきます。

①「表情の力」

表情というのは脳内物質(ホルモン)に直接影響しています。
例えばイラっときたとき
怒った顔になりますよね?

このとき脳内には「ノルアドレナリン」というホルモンがドバドバでます。
「ノルアドレナリン」は交感神経を優位にし、臨戦状態に持っていきます。つまり、攻撃されたと感じているのと同じことが言えます。
すなわち不安な気持ちが強くなるので、心はマイナスに働きます。

また、怒った顔は自分だけではなく周りの人の心にも影響するため、チーム内でマイナスの心がどんどん広がっていきます。
すると、いい意見が出にくくなり、こちらの言動も悪いほうに捉えられてしまい、部員からのクレームに繋がるといった流れです。
クレームを受けたこちらは自己肯定感が下がるので、その後起きることをマイナスに捉え、新たな考えも出なくなります。

淡々と説明しましたが、怒った顔は悪循環を簡単に生み出すということですね。

では楽しいときはどうでしょうか。

表情は笑顔になり、脳内には「セロトニン」というホルモンがドバドバ出ます。
「セロトニン」は副交感神経を優位にするので、幸せだと感じます。
幸せを感じると自己肯定感が上がるので、心はポジティブに働くんです。

また、笑顔は伝染します!
イタリアのパルマ大学のジャコモ・リゾラッティ神経科学科長によれば、人は脳内に「ミラーニューロン」という「相手の真似をする神経」があるそうです。

つまり、相手の表情と同じようになろうとする仕組みがあるということですね。
怒った顔を見たら怒った顔に、笑顔を見たら笑顔に、と人は相手の表情を真似る。
だから笑顔が大切なわけです。

無理にでも笑顔を作ることで周りの人への心のプレゼントとなるので、ぜひ作り笑顔を練習してみてください!

さあ、表情一つで感情は簡単に変化するということがわかりましたね?
ただ、いつでも笑顔でいればいいというわけではありません。
指導しなければいけないとき、注意しなければいけないときは真剣な顔で真剣さをしっかりと伝えることも重要です。
ヘラヘラしているように見えてしまうと、チームのメンバーから舐められますからね(笑)
気を付けましょう。

②「言葉の力」

言葉の使い方でよくある間違いが「マイナス言葉×マイナス言葉=プラス言葉」というものです。
どういうことかというと、「負けないように(マイナス)×ミスしない(マイナス)=勝てる(プラス)」のようなもの。
これは一つの例にすぎませんが、日常生活でもよくやってしまっているかと思います。

しかし、人間の脳というのは単純で、使っている言葉をそのままイメージします。
つまり今回の例でいうと、最初に「負けないように」というマイナス言葉が出てきている時点で、あなたの頭の中では「負けること」を具体的にイメージしているということです。

逆にポジティブな言葉選びをできる人は「プラス言葉×プラス言葉=プラス言葉」というように言葉を組み立てています。
「勝つために(プラス)×全てのシュートを決める(プラス)=勝てる(プラス)」といった具合です。
これなら先ほどとは逆にプラスのことしかイメージしないので、結果がプラスへと傾きやすいことがわかりますね。

人は、自分の言った言葉(頭に浮かんだ言葉)にしっかりと理由を付けようとします。
面接などで「第一印象が大事」と言われるのもこれで、面接官の頭にマイナス言葉が浮かんだ瞬間、その面接官はマイナス言葉が浮かんだ理由を考えます。
つまり、あら探しモードに入ってしまうということです。

話を元に戻すと、
一流のアスリートが大会で優勝できるのは、優勝を強くイメージしているから。
反対に負けをイメージしていると、ちゃんと負けることができる。
ということですね。

ですので、あなたがやらなくてはいけないことは「無理やりでもプラスな言葉を使うこと」です。

なかなかすぐにできるものではありません。練習をしていくことで、自然とポジティブな言葉が出てくるようになるものです。

練習のやり方としては「言い換え言葉」を探すことから始めてみるのをオススメします。

ごめん  ⇒ ありがとう
うるさい ⇒ 元気
変    ⇒ 個性的

このように、普段何気なく使ってしまっているマイナス言葉を、プラス言葉に頭の中で変換する。

これをするだけで感情がポジティブに変化し、そして思考もポジティブに変化していきますので、少しずつでも取り組んでみてはどうでしょうか?


まとめ

すぐ行動に移せて、モチベーションを維持し、成功を引き寄せ、ポジティブが連鎖し、応援してくれる人が増える。そんな最強の思考「ポジティブシンキング」。

「ポジティブシンキング」はあなたの発想・行動のみならず、周りにいるチームのメンバーにまで影響を与えます。
いい部長(キャプテン)でいるためにも、いいチームを作るためにも、とっても重要な考え方です。

ポジティブシンキングを持つために必要なことは、脳内物質(ホルモン)に直接影響を及ぼす「笑顔」と、そのままの具体的なイメージに繋がる「プラスな言葉」のふたつ。

さあ、この記事を読破したあなたは部長(キャプテン)として必要な思考とその持ち方についての知識を手に入れました。
ここからは、その知識を生かすも殺すもあなた次第!!
もし「変わっていきたい!」「いいチームを作っていきたい!」と本気で思うのなら、私はそれに全力で協力します!!

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