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「読み上げフブちゃん」の運用について

文月まぐ

初めましての方は初めまして。まぐと申します。「読み上げフブちゃん」を作った人です。

当初はこれほどたくさんの反応がいただけるとは思っておらず、とてもビックリしました。ありがとうございます。笑いの種を提供できたようなら何よりです。

ただしかしながら、ちょっとこのアカウントの今後について色々考えていたので、ここに書き残しておこうと思います。

（技術的な話が知りたい人向け：）
このシリーズを読めば大体雰囲気が分かると思います。第一回の記事は現在と異なる手法を使っていますが、続きの記事では現在と同じ仕組みです。

アカウントを運用していく上でのポリシーの話

結論から言うと、このアカウントをあんまり頻繁に更新していくつもりは（少なくとも現時点では）無いという話をしたくて、その理由をいくつか書いていきます。

まず、やっていることは実質音声の「ディープフェイク」みたいなもので、あまり気分が良くないということ。
自分の訓練したモデルは意図的に本人と区別がつく品質に留めている部分もあります。

ならなんでこれ作ったんだよみたいな話ですが、これは元々お蔵入りにする予定のものだったんですよね。自分で音声合成とか機械学習の勉強がてらこういう読み上げソフトを作ってみたかったので作ったという感じで、大々的に表に出そうと思っていたものではありませんでした。
ただ、ちょうどタイミングよく先程載せたツイートのようなことがあったので、世に出してみた、というわけです。

この技術、やろうと思えば「歌ってみた」なども作れてしまうのですが（最近bilibiliとかでソシャゲのキャラに歌わせるのが流行ってるらしいですね）、白上フブキさん本人の活動と干渉してしまうし、そもそも倫理的に良くないため特にやるつもりもありません。基本的には、「読み上げフブちゃん」のアカウントではツイートの読み上げ以外は取り扱わないこととします。

そもそも、勝手に声を学習させるのを黙認？してもらっている今の状況自体かなり温情があるというか。でもそれは、「変なことの読み上げに使わないでね」という暗黙の了解があっての話でしょう。普通はこういうことをするなら声の提供をしてくださる方に当然事前の了承を得るべきだし、怒られて然るべきです。

ツイートの読み上げだけだと芸が無いと思って一度別の類の動画を投稿していたのですが、優しい方に引き留めていただいたので、その動画は削除してこのような規約について考えていました。本当に感謝します。

こういった事情があり、これからどれくらいの頻度で読み上げのアカウントを更新していくか自分でも不明です。

本人に迷惑をかけることなく、またファンの皆さんに愛されるように運営をしていきたいですが、詰まるところ一人でやっていくには責任が重いなと。

私の気が向いたら、また「読み上げフブちゃん」は更新再開すると思います。その日まで少々お待ちいただけると嬉しいです。

わざわざ最後まで読んでいただきありがとうございます。

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