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#18 専門家が増えたら、全体が見えなくなる

こちらの記事でも述べていますが、健康はいろんなところからの影響を受けているので何か一つだけやれば良いわけではないと思っています

リハビリも同じで、足首を捻挫した人、肩を痛めた人がその部位のリハビリや治療をします。

一つの怪我が原因で二次的に別の問題になることはあるので、リハビリでこれだけやれば完璧というのはおそらくあり得ないはず。

右肘を怪我した選手が、左膝を怪我したり、その反対だってあり得ます。

歩行の時右足が出る時に左腕が前に来るように相互関係がある。どちらかを怪我したら、お互い影響を与えるので常にその関係性は見ておいたほうが良いし、膝の怪我の時には反対の肘や肩も見たほうが膝の回復には良い影響を与えます

膝の怪我が治っても、別の怪我に繋がってしまっては意味がないですが今の怪我がどんな将来の怪我に繋がるのかは誰にもわかりません

ただ可能性が高いものから排除しているしか、方法がない。

専門家が増えれば、全体を見る人が必要になる

膝専門、肩専門というように整形外科の医師でも専門があったりします。
専門になればなるほど、詳細の部分にこだわるのが普通なので、その分全体像のつながりが見えなくなってしまうのが残念なところです

自分自身は、健康の概念を学んだ時にいろんな所が体に影響しているのについて知るのに興味が出たので怪我に関しても同じで様々な角度から物事を考えられるようにはなっていきたいかな

人間の身体や生命は奥が深すぎるはずなので、生きている間に全部を知ることはきっとできないだろうけど、終わりのない旅というのもそれはそれで面白いはず。

自分なりの答えがそのうち出てくるかな。

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