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趣味絵描きさんにiPadをお勧めする理由

こんにちは。iPad pro+Applepencilでお絵描きが最高です。
この記事では、趣味の絵描きさん、絵を勉強中の方、同人屋さん、副業絵師さんであればiPadってとってもおすすめですよ〜ってことで、活用例やメリットデメリットを挙げながらご紹介したいと思います。

使用デバイス:2017年発売のiPad pro 10.5インチ 64G

iPadをお勧めする理由

まず大前提として、絵や漫画を描く能力、
これについては趣味の範囲にとどまらず、プロの方でも活用するほどの高性能です。

ただ、ディスプレイのサイズやパワフルさの「選択肢」はかなり狭まります。

ではどうしてiPadをお勧めするかというと
「絵を描く機能」以外で「創作に役立つ機能」が充実しているからです。

創作に役立つ機能とは?

今やiPadでは、クリスタやPhotoshopなどプロがPCで使っているお絵描き系ソフトのアプリ版も使えるので、作品を作るための機能は充実しています。
しかしiPadをお勧めする最大の理由は描画面の機能ではなく、その高性能をぱっと使えて持ち歩けるところにあります。

この高性能をぱっと使えて持ち歩ける機能が、想像以上に創作を手助けしてくれます。

創作に活かせる機能

※買い切り・月額制有料アプリ含む
1.イラスト、漫画が満足に制作できる
2.アニメーション、画像、動画編集も可能。3Dモデリングも一応
3.電子書籍やPDFファイルなどの閲覧・注釈ができる
4.資料の撮影、閲覧、手書き注釈までもができる
5.ノートやスクラップブックなど資料や知識をまとめやすい
6.マインドマップやプロットアプリで、アイデアを整理しストックしやすい

7.そしてこれらはぱっと使えて持ち歩けちゃいます

ぱっと使えて持ち歩ける恩恵

前項の創作に活かせる機能1〜6は、PCと液タブならiPad以上のものも多いと思います。(特に3D系はiPadアプリだとかなり高額ー)
しかしかなり個人的な感覚ですが・・・
どれだけ絵が好きでも、作業机に向かって、PCや液タブを起動するハードルは意外と大きいです。
特に本職でなかったら仕事で疲れて帰宅、ソファでダラダラリラックスしているうちに夜が老け・・・あ〜〜なんか知らんけど描きたいのに描いていない!なんてことも。

ところがiPadなら持ち運べるので、ソファでダラダラしながら描けるわけです。(姿勢には気を付けてね)
それに休憩や待ち合わせなど、さまざまな隙間時間も制作時間に充てることができます。
描きたいもののところに行ってスケッチすることでより観察して描くことも出来ますし、いつもと違うところで気分転換しながら描くこともできます。

それと、iPadはいちいち電源を切る必要がないので起動自体もあっという間。これが私にはすごく良くって!
私の場合、PCと液タブを起動するならしっかり作業しないとという気持ちが働き、逆に短時間しか作業出来なさそうな日は起動を躊躇ってしまう。
iPadはテレビをつける感覚で始めれるので、短時間だけ作業することのハードルを下げてくれます。
私も含め、趣味で絵を描く友人たちも高確率で絵を描く時間が増えたと言ってるくらいです。

描くこと・アイデアや学びなど思い立ったらすぐできるところや外出先でも見返せるのはかなり強みです。

iPadでお絵描きをした方が良い方、よくない方

前項までが総じてメリットなんですが、ここからはデメリットも踏まえて、じゃあ誰にお勧めか、お勧めしないかを私なりにまとめたいと思います。

ぱっと使えて持ち運べるメリットを踏まえると、お家でしっかり絵を描く時間がない方、主に仕事は別にあり、趣味で描いている方との相性はかなり良いと思います。

ディスプレイサイズが大きくて12.9インチと絵を描く方には物足りないかもしれませんが、私自身は10.5インチで白黒600dpi、カラー350dpiの背景・トーン・セリフがっちり入ったストーリー漫画を快適に描けています。
漫画は全体のバランスも大切ですが、コマごとに描き込んでいく関係でディスプレイサイズが多少小さくても描きやすく、指で拡大縮小が容易にできるので、むしろiPadが向いていると感じます。
一方で1枚絵、特に景色を重視したイラストだと全体を見ながら描き込みたい時も多く、ディスプレイサイズがストレスになる可能性もあります。
またアニメーション自体は描きやすいんですが、それを制御するためのウィンドウなど広げると狭く感じます。
外付けディスプレイも使えますが、ミラーリングですしキャンバスから大きく目を離す必要があり微妙ですよね。

また12.9インチだと絵は描きやすいですが、カバーつけて片手で持ち続けるのは辛いです。
個人的には11インチでストレスを感じ12.9インチにするのであれば携帯性が少しだけ損なわれる分、液タブも選択肢に入れた方が良いと思いますが、iPadを持ち歩いて使う際、置いたり、手以外で固定して描ける環境があるのであれば問題ないと思います。

そして絵を勉強中の方・学生さんにもかなりおすすめです。
絵を勉強するだけあってプロを目指しプロの使う道具を揃えたい方も多いと思います。その場合、本来なならPC+液タブの方が幅は広がるんだけども。あえてiPadをお勧めするのは、隙間時間に絵の勉強したり、たくさん絵を描いたり、自分の絵をいつでも見返して時には注釈をいれたり、学んだことをノートにまとめたり、iPad片手にスケッチしに行けたりできるからです。
またPC+液タブは選択肢が広がる分、しっかり絵の勉強をして方向性が決まってから選択した方が無難なんじゃあ・・って思うんです。

まとめ

とにかく、描きたいと思った時すぐかけるのは最高です。
2021年の新型iPadも購入しましたが、2017年の10.5インチもまだまだ現役でこれから両方使っていく予定です。

液タブは古い種類でWacom Cintiq DTZ-2100Dを使用していて、この画面サイズに比べたらそりゃもう小さいんですが、慣れたら平気〜!

それよりも思い付いたことをぱっと描けるので作品の量もかなりアップしました。

ぜひ、皆様もiPadでお絵描きを!

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