弁理士試験体験記⑩ ~時期別の勉強方法 その3~

その2に引き続き、時期別の勉強方法を記載します。

(実務修習などでバタバタしていたら、1ヶ月近く投稿出来ていませんでした・・・・・・。マイペース投稿で頑張ります。)

1.時期別の勉強方法


■ 2020年11月

勉強時間:90時間

11月も10月と同様に短答、論文、口述を並行して勉強していました。
比重としては10月同様、短答:論文:口述=2:7:1くらいのイメージです。
今まで学んできたことを反復して、知識を定着させていくイメージで進めていました。


■ 2020年12月

勉強時間:90時間

12月も短答、論文、口述を並行して勉強していました。
やや短答の割合が増えて、短答:論文:口述=4:5:1の比重で勉強していました。

このタイミングで四法の短答過去問を実際に解いてみました。
解いてみたはいいものの、全然細かい点まで理解できておらず、
点数はボロボロ・・・・・・という状況でした。
過去問を解いてみて、特許法の審判が頭に入っていないことに気づいたので、審判の講座を再視聴していました。

論文は、趣旨と判例に関する問題をメインで進めていました。
趣旨と判例はある程度覚えていないと書けないため、とにかく繰り返し勉強して、なんとかキーワードだけでも覚えるようにしていました。


■ 2021年1月

勉強時間:86時間

1月も12月と同じペースで勉強を進めていました。
短答、論文、口述、全て過去問ベースで進めていました。


■ 2021年2月

勉強時間:82時間

2月も短答、論文、口述を並行して勉強していました。
2月からはやや短答の比率を増やして、短答:論文:口述=7:2:1の比重で勉強していました。


■ 2021年3月

勉強時間:88時間

3月からはようやく短答に集中する勉強方法にシフトしました。

3月中旬までは短答:論文:口述=8:1:1の比重で勉強していました。

そして、3月下旬からは短答試験向けの勉強のみを行うようになり、ようやく下三法に着手しました。
先ずは、下三法の講座の視聴をドンドン進めていました。
講座を視聴して、新しい内容を学ぶということが久しぶりだったので、楽しかった記憶があります。

3月は弁理士試験の受験申し込みをしたこともあって、試験勉強に対するモチベーションが上がってきた時期でした。


2.まとめ

2020年11月から短答試験に注力するまで(2021年3月まで)を記載しました。
この時期は新しいことを学ぶというよりは、自分が苦手な項目を中心に、今まで学んできたことをひたすら反復していました。
今まで学んできたことをひたすら繰り返すのは結構辛かったのですが、この時期にあまり勉強する範囲を広げすぎずに、重要な点をしっかり理解する勉強方法で進めたことが、結果として短期合格に繋がったように考えています。


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