野火走る風の説話の残る里 8 IZU 2024年2月6日 15:03 野火のび走はしる風かぜの説話せつわの残のこる里さとむかし、をとこありけり。人のむすめをぬすみて、武蔵野へ率て行くほどに、ぬす人なりければ、国の守にからめられにけり。女をば草むらの中におきて、逃げにけり。道来る人、この野はぬす人あなりとて、火つけむとす。女、わびて、武蔵野はけふはな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれりとよみけるをきゝて、女をばとりて、ともに率ていにけり。伊勢物語 第十二段オスカー・ココシュカ《風の花嫁》1913 - 1914年バーゼル市立美術館 ダウンロード copy #音楽 #俳句 #絵画 #野火 8 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート