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伊勢志摩 気付きの旅

先日、友人Aさんと伊勢志摩を旅行してきました。
ひとり旅も楽しいけれど、誰かと行く旅も、会話の中で気付きが得られて良いですね。

今回の宿はAさんに選んでもらって地中海村に泊まりました。
敷地全体が地中海沿いの街を模してデザインされていて、数年前に旅したスペインを思い出します。

エリア毎にデザインが少しずつ違うのですが、↑この辺りはミハスの街にそっくりですね!
ちなみにミハスは、地中海に面しているから秋でも暖かいだろうと思ってペラペラの服を着て行ったら、意外と標高があり凍死しそうになったのをよく覚えていますw

地中海村のとあるエリアではツバメが巣を作っていて、そっとのぞくとこんなに可愛いヒナ達が餌を待っていました。

お腹がふわっふわ…ツバメのヒナってこんなに可愛いんですね〜。
あまりの可愛さにしばらく立ち尽くして観察してしまいました。こういう予期せぬ動物との出会いも旅の楽しみのひとつです。

さて、志摩に来たからにはやはりお伊勢さんは外せません。まずは地中海村に近い伊雑宮からお参りすることにしました。
ここは以前、両親から「すごく良い氣が流れていて、特に石神様のあたりは空気が違うよ。」と聞いていたので気になっていた場所でした。

この日は曇りがちな天気でしたが、境内は空気が澄んでいて気持ちが良かったです。とっくりのような楠もエネルギッシュ!

伊雑宮 本殿です。
とにかく静かで浄化される感じがしたので、たくさん深呼吸をしました。

伊雑宮を後にして歩くこと数分、今度は石神様に到着しました。

鳥居をくぐった瞬間から異界という感じで、磐座が点在しています。確かに空気が違う……何というか、ものすごく「陰」の氣を放っていますね〜。(ネガティブな意味ではなく、エネルギーの質としてです)

こちらも伊雑宮と同じく静かだったのですが、深呼吸をしたくなる静けさではなく、畏敬の念を抱く神聖さがありました。

次に向かったのは内宮です。

駅から内宮までは意外と距離があったので、お参りの前に腹ごしらえすることになり、内宮手前のおかげ横丁で牡蠣カレーパンを食べました。

私は牡蠣もカレーパンも好きではないのですが、この時なぜか気になって注文してしまいました。
作り置きのものが出てくるかと思いきや「ちょっとお時間を頂きます」と言われ、待つこと10分、揚げたてカレーパンが出てきました。

これがすごくすごく美味しくてびっくり!
パン生地はさくさくカリカリ、カレーも牡蠣も風味が良くて、一口ごとに感動しながら食べました。

普段なら心が「気になる…」と感じた瞬間、思考が「でも牡蠣もカレーパンも好きじゃなかったでしょ。違うメニューにしなよ。」と否定してきて選び直すのですが、これだと想定内の満足しか得られないんですよね。

過去(記憶)に縛られず、未知に心を開いていくと、今まで体験したことのない面白い世界が広がってるんですね〜。

カレーパンから気付きを得たあとは、いよいよ内宮参拝です。

さすが伊勢神宮、神々しいです。
敷地内は広すぎて別宮まで周りきれなかったので、とりあえず正宮と瀧祭神を参拝しました。
正宮は特に警備が厳重で、撮影禁止でした。エネルギー的に絶対に侵してはいけない何かがあるんだろうなぁ…と思います。

参道の途中にある五十鈴川。蒸し暑い日だったので、ひんやり冷たい水が心地良かったです。
しばらく川のせせらぎを聴いて涼みました。

参集殿のあたりでは神鶏にも会えました。
神社にいる鶏は、一般的には「神様の使い」とされていますが、世の中に広まる説というのはほんの一部分でしかないので、何か別の理由がありそうですね。

お参り後は定番の赤福を食べて帰りました。
時間の関係で行けなかった外宮は、次の機会のお楽しみにしたいと思います。

今回の旅で一緒だったAさんは軽やかに行動する人で、様々な話をする中で、自分がまだまだ「結果」を気にして動けていないことに気が付きました。
新しいビジネスを始めるのに躊躇していたのですが、何事もまずはやってみないと分からないですね。

そもそも道は失敗と成功に分かれているのではなく、成功にたどり着く一本道の途中に失敗という通過点があるだけ。
そして失敗を通過した方が成功の喜びも大きくなるのかもしれません。
もっと言えば、道の手前で止まって進まないことこそが、一番大きな失敗なのでしょうね。

Aさんや牡蠣カレーパンが気付かせてくれた通り、
未知に心を開いて挑戦してみようと思います。

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