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宮崎の不思議な旅 〜飫肥〜

宮崎旅行の2日目は町並みが見たくなったので飫肥(おび)に向かいました。
ここは武家屋敷がたくさん残る城下町で、NHKドラマ「わかば」の舞台にもなったそうです。

飫肥駅に着きました。この日も良い天気!

駅から歩くこと5分、城下町へ続く橋が見えてきました。

「是より飫肥城下町」
おもわず武士風の声で脳内再生してしまいますね。

橋を渡って町に入ると、道路沿いに平屋〜二階建ての建物が並びます。
信号機のポールも町並みに合わせてデザインされていて素敵です!

歴史を感じさせる建物たち。

趣がありますね。
これだけきれいに残すとなると、管理が大変だろうなとも思います。

鯉が気持ちよさそうに泳いでました!

こちらは本物の錦鯉です。

お堀に放流されていて、傍を歩くとついてきてくれます。ごめんね、餌は持ってないんだよ…

しばらく歩くと飫肥城の大手門が見えてきました。
昭和時代に復元されたものらしいです。

白壁と新緑のコントラストが美しいですね。

この日は風も吹いていたのですが、木々のざわめきが逆に静けさを感じさせて、落ち着く空間でした。

旧本丸跡にはたくさんの飫肥杉が植えられています。

杉林の足元には苔が敷き詰められていました。こちらも管理が行き届いてますね。一説によると、苔はエネルギーの良い場所ほどきれいな緑色になるそうです。

ここの苔はすごくきれいな緑色でした。
(↑この写真はいっさい色味加工をしてません!)

実際にこの地に立ってみて何となく感じたのですが、この辺りはもともと戦いなどで濁ってしまったエネルギーを、杉や苔を生やしパワースポットとして観光客を呼び込むことで中和させた側面もあるんじゃないかな?
その甲斐あってか(?)、今は本当に癒されるスポットになってますね。

飫肥城を出てすぐのところにある豫章館(よしょうかん)にも行きました。

お庭が立派です!広ーい!

この庭園だけでも大満足だったのですが、敷地の奥にある数寄屋もとっても素晴らしかったです。

緑のアーチをくぐると藤棚が見えてきて…

その奥に数寄屋が現れます。
靴を脱いで上がることができました。

数寄屋から見る藤の花はとても風情がありますね〜。
爽やかな天気だったのでクマバチも嬉しそうにブンブン飛び回ってました。

数寄屋の前の庭をよくよく見ると、こんな感じでお地蔵様のようなものが点在しています。何だか子どもと関係しているような気がしました。

豫章館を出て大手門の前の道を進むと、武家屋敷通りになります。

ここに来てようやく気付いたのですが、この旅行中、写真を撮る時になぜかスッ・・・と人通りが途絶えるんですよね。
「いわゆる貸切状態になるのは、土地や場所にエネルギー的に招かれている時だ」と聞いたことがあるので、それかな?と思いました。

基本的に私は正しさよりも楽しさ優先のため、こういう説が正しかろうが間違ってようがどうでもよく、「そう考えると楽しいな♪」と思える説を採用していますw

人それぞれ観念が違うように、正しさも人の数だけあるんですよね。
視野が広く、物事の奥まで見通せる人は、自分の正しさを主張することなく傾聴してくれます。
(もちろん、いきなり暴言を吐いてくるような相手はスルーされてました。)

私も現在、視野を広げる修行中です。
こういうのって武士道の『誠』にも通じるかもしれませんね〜。

この武家屋敷通りでは、城下町らしい雰囲気をめいっぱい味わうことができました!
実は宮崎に来るまでこんなに素敵な町があることを知らなかったのですが、やはりフィーリングで行き先を決めると満足度200%の旅になりますね。

町並みを楽しんだ後は、武家屋敷 伊東邸さんでお昼ごはんを頂きました。

だし巻きたまご焼き御膳、めちゃめちゃ美味しかったです…!
食い倒れの街大阪に住んでいると舌が肥えてあまり驚かなくなるのですが、こちらのご飯は本当に美味しい!
オススメです。

この後注文したお抹茶も、風味があって上品で美味しかったです。
ごちそうさまでした。

次の青島では、不思議なことが起こります。

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